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(重要6-3) 6回目の感想を紹介します(現代ドラマ編)

 こんばんは、月影 夏樹です。前回に引き続き、本日3作品目(現代ドラマ)を紹介していきたいと思います。

作品名……フリーウェイ・キッド-Freeway Kid
作者名……二条 千河さま

             1. 作品概要
 狭上 竜(とおる)という男性(主人公)が、知人の婚約者 木佐内(きさうち) 未唯(みうい)を探すというハードボイルド小説です。

             2. 良かった点
(1) 主人公として活躍する狭上が、「義に熱い男」という言葉がピッタリの男性でした。まさにハードボイルド小説にふさわしい、主人公です!
(2) 場所と時間表記が明記されていたので、臨場感ある作品だと思います。
(3) 10代から20代の若者を主人公とする作品が多い中で、あえて30代の男性の活躍を見事に描いています。
(4) 短い文字数でありながら、とても綺麗な文体にまとまっています。

             3. 気になった点
(1) 強いてあげるとすれば、文章の最後が「~た」で終わることが多いかなと思いました。

             4. 総合評価
 最初にタグや紹介文などを見て、悪い人を倒していく内容かと思っていました。ですが読んでみるとそうではなく、人間臭さのある質の高い作品で驚きました。また暴力描写もほとんどなく、読んでいて安心しました。
 さらに作者さまのプロフィール欄を拝見しまして、多くの賞を受賞していることに、すごい人だと驚きました。プロフィール欄を見て、「短い文章や文字数でありながら、綺麗にまとまっているな」という謎が一つ解けました! 

 前置きが長くなってしまいましたが、非常に面白かったです。乱文かもしれませんが、レビュー・ならびにフォローさせていただきました。お時間のある時に、ご確認ください。

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