と言う訳で、本日は作中のちょっとした設定を書きたいと思います。
内容はズバリ、貨幣についてです。
正直に言うと、貨幣問題は作品テーマに関係無いので作中では書くつもり無いです。
なのでここで供養しようと思います。
この世界でも世界標準の数字は十進法を用いてますが、貨幣では四進法を用いています。
つまり4枚で[大○○]になる訳です。
というのも昔は貨幣の枚数ではなく、重さで価値が決まる秤量貨幣制度でした。
大雑把でも良かった訳です。
ただこれだけでは不便だと思った、人界の偉い人は[半金貨]を作ります。
これは瞬く間に広がりましたが、あくまで商業用。庶民には関係ありません。
ですが便利な半金貨を見た庶民達は、勝手に真似を始めました。
貨幣を半分に切ったり更に半分にしたり。内々で勝手に造り始めた訳です。
これこそが、[四分・半]貨幣の発祥になります。
(※秤量制度なので、それまでも適当に切る事はしばしばありました)
現代では秤量貨幣制度は廃れ、庶民が使いやすいならと四分貨幣も作られています。
また辺境の村では、自分達で作った[木片貨幣]も使っている集落もあります。
[石片貨幣]は滅多にありません。偽造が簡単だからです。
[貨幣一覧]
※1:物価は現代社会とはまるで違います。江戸時代、及び中世各国の物価を使用しています。
※2:下の表は現実貨幣に直していますが、[※1]があるので意味を成していません。目安です
四分銅貨: 25円【民間発祥】
半銅貨: 100円【民間発祥】
銅貨: 250円
大銅貨: 1000円
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四分銀貨: 250円【民間発祥】
半銀貨 : 1000円【民間発祥】
銀貨: 2500円
大銀貨: 10000円
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四分金貨: 2万5000円【民間発祥】
半金貨: 10万円
金貨: 25万円
大金貨: 100万円
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[ライダーギルドが発行している特殊貨幣]
竜鱗貨: 2500万円
竜牙貨: 1億円