ひめこいも良いんですけど、筆者は【獣】が大好きでして
今丁度書きたい短編物があるんですよね。【神様の少女と化け物兎】山賊が最初荷車に大きな袋を積んで森を通っていて、山賊「こいつは金になるぞ」と話し合っていたところ突然大雨と雷がふり、雨宿りしようと古い小さな小屋を襲って(※どうせ、こんな山奥の辺境で住んでるのは年寄りだろう。殺して拠点にしてやろうと)
家の中を覗くと、誰かいるようだった。
山賊A「老婆を殺して、ついでに金目のもん
でも貰っていくか」
山賊B「俺ら、まるで山賊みたいっすね」
山賊A「山賊なんだよ。」
と山賊Aが斧を使って木製のドアを壊し小屋の中に入ると、そこには血のように瞳の赤い人間サイズはある兎の化け物がそこに立っていた。
斧を振り回し、山賊は化け物から逃れようとするが一瞬にして兎の化け物は男達をその長い爪で殺してしまった。
「...なんだこれは、」
と、化け物兎は自慢の爪で殺した山賊が持っていた大きな袋を引き裂くと
白い袋の中には一人の人間の少女が入っていた。
少女とバッチリ目が合う化け物兎
「食うぞ、」
と化け物兎が目の前で少女を摘まむと
少女は目を輝かせ、
少女「えっ、こんな大(おっ)きな兎さん
初めて見たっ///!!」
少女「かっわいい~っ♥️♥️、」
少女「わー、毛も凄っいもふ、もふ~///
おっきなヌイグルミみたい~♥️」
と化け物兎に頬擦りしながら抱き付くのだった。
少女「ショゴオオオォォォ(兎吸い」
化け物兎「お前もこいつらみたいになりたく
なかったらとっとと此処から
出ていけっ!!、、」
化け物兎(というか、なんだ、こいつ!!、
全然離れねぇっ!!!、、、)
と山賊の血で血まみれになった化け物兎は言う。
少女「やだ、私あの村に帰るつもりないし」
少女「今は雨もふってるし、お願いっ!!、、
兎さん泊めて~!!」
化け物兎「はぁ??なんで俺が、んな事
しなきゃなんねーんだよ。」
化け物兎「普通こんな兎の化けもん見たら
泣き喚いて「殺さないで下さい~、」」
化け物兎「って命乞いすんのが人間だろ」
化け物兎「お前頭、イカれてんのか?」
と化け物兎は小馬鹿にしたように頭を指指す。
化け物兎「それに。」
化け物兎「俺は硬くて不味い男より、柔らかい
女の肉の方が好みだな」
と少女の手を掴んで床に押し倒し、睨み付ける化け物兎。
だが、兎好きな少女の目には可愛い大きな兎がつぶらな瞳でこっちを見詰めてるようにしか見えなかった
少女「え、そんな...///」
少女「...するなら、優しくしてね...///?、」
化け物兎「そっちの意味じゃねぇよっ///!!!!、、」
化け物兎「お前を今すぐ食ってやるって意味だ。」
少女「...えっ///、やっぱりそういう...///」
化け物兎「だから、どうしてそっちの方向
に持ってくんだっ////!!!」
少女「だって兎は草食だし...」
少女「でも兎さんは結構肉食系、だよね...///、」
化け物兎「兎だって肉ぐらい食うだろ!!!」
少女「ねぇ、兎さんって女の子?」
少女「首の毛が凄いもっふりしてるから
そうかなって、可愛いね。」
化け物兎「性別なんてどうでも良いだろ」
化け物兎「俺は化け物、お前は人間。」
化け物兎「俺にはお前を泊めてやる義理は
ないし、死ぬなら勝手に外で死ね」
化け物兎「俺は人間という生き物がこの世で
一番大嫌いなんだよ」
少女「やっぱり自己防衛で殺しただけ
だったんだね。」
化け物兎「...人間なんて不味いもん俺が食う訳
ないだろ」
少女「でも、私も...」
少女「人間じゃないから。大丈夫だよ」
化け物兎「どういう意味だ?」
少女「私は」
少女「神様...、だから」
化け物兎「神様?」
化け物兎「はっ、人間は嘘つきだからな。
どうせ此処に泊まりたくてそう
言ってるだけだろ」
化け物兎「神様なんて居るわけねぇだろ。
お前はどっからどう見ても
ただの【生意気な人間のクソガキ】だ」
少女「そう言ってくれるのは兎さんだけだよ」
少女「じゃぁ、証拠を見せて私が神様だって
思ったら泊めてくれる...?」
化け物兎「...あぁ、俺はお前ら人間と違って
卑怯な真似はしないからな。」
化け物兎「お前が本当に神様だって
言うならいくらでも泊めてやるよ」
雨が振ってる中、小屋を出て走っていく少女。
化け物兎「ふん。逃げる口実作ってただけか」
化け物兎「まぁ私としては煩いのが居なく
なって精々するけどな。」
そして、少女は息を切らしながらずぶ濡れで帰ってきて兎の前で両手の平を広げぐったりとしている一羽の鳥を見せた。
化け物兎(そのまま逃げれば良いものを...、
馬鹿かこいつ)
化け物兎「...今にも死にそうだな。そいつを
どうするつもりだ」
献上品にしたところで絶対泊めてやるつもりはないと化け物兎は思っていた。
少女「...お願い。...治って、」
と少女が優しく親指で小鳥を撫でると、
虚ろな目をしていた小鳥ははっと、何事もなかったかのように少女の手の平から飛び去っていった。
少女「...これが、私が神様って言われてる理由」
少女「ちっちゃな頃から境内の中に閉じ込め
られてずっと部屋から出た事がなかったの」
少女「皆私の事を神様だって言うけど、
私はただの普通の女の子でいたかった。」
少女「普通にお外で走って、普通にお出かけ
して町の人とお話したり」
少女「でもあそこではそれが叶わなかったから」
化け物兎「此処でもそれは叶わないけどな」
少女「で、泊めてくれるの!?」
そう言っている少女の肩は雨のせいで温度が下がっているのか小刻みに震えていた。
化け物兎「...まぁ、嘘ではなかったか」
化け物兎「だが、お前は周りから神様って
もてはやされてるだけの
人間だ。」
化け物兎「ただで泊めさせてやるつもりはないからな」
タオルを少女に投げ付ける化け物兎。
少女「やだー、兎さんツンデレ?」
化け物兎「ツンデレってなんだ」
化け物兎「最近の言葉は知らん。此処での
生活が長かったからな」
少女「なんかツンツンしててデレッて
する感じ。今思い付いた」
化け物兎「意味分からん造語を作るな」
化け物兎「それより早く風呂に入ってこい。臭う」
少女「女の子に向かってひ、どーいっ!!」
化け物兎「私はお前と違って耳と鼻がきくん
だよ。人間の血の匂いがベットリ
だ、あと普通に人間臭い。」
少女「文句言いたいだけじゃん」
化け物兎「文句があるなら今すぐ出てって
良いんだぞ。その瞬間鍵をしめるけどな」
少女「お風呂、入ってきまーす、」
少女「...覗いても。良いんだよ?」
化け物兎「誰がお前なんぞに興奮するか」
少女「私、兎さんを気持ちよくさせる自信あるのに」
化け物兎「なんで神子として育てられてる癖に
そう、俗っぽいんだ。お前は」
少女「神社の裏って結構そういうとこの穴場
なんだよね。人居ないし」
少女「女性同士とか、子供が出来るように見て
て下さいとか意味分かんない事言ってる
人も居たし」
化け物兎「それは本当に意味が分からないな...。」
少女「...兎さんはどうして此処に住んでるの?」
化け物兎「その人間から里を追い出された
んだ」
少女「里を?」
少女「昔は人間の村に住んでたの?」
化け物兎「そりゃ生まれた時からこんな
身体だった訳じゃないしな。」
化け物兎「...元は人間だった、だがある日を
境に少しずつ身体が兎になって
いったんだ。」
化け物兎「化け物兎と石を投げられ、
手を触れれば呪いがうつるだの」
少女「酷い...。」
化け物兎「呪いの元を絶ちきろうと陰陽師の
父親から退場されそうになり、
必死に逃げてきたところに」
化け物兎「この小屋があったんだ。誰も住んで
無かったから必要最低限の物は
自分で作った」
化け物兎「二本の足で走るより四本足で走った
方がずっと早かったな。」
化け物兎「だから俺はもっと強くなってあいつ
に殺されないようにしなきゃなん
ない。」
化け物兎「...人間はそんな奴らばっかりだ。
実の親でさえも、ろくでもない」
化け物兎「だから俺は人間を殺す事自体に
躊躇しないんだよ。」
少女「ん~////、(ショゴオオオォォ※本日二度目の兎吸い」
化け物兎「やめろ。」
化け物兎(....、)
少女『えっ、こんな大(おっ)きな兎さん
初めて見たっ///!!』
少女『わー、毛も凄っいもふ、もふ~///
おっきなヌイグルミみたい~♥️』
化け物兎(人と話したのなんていつぶり
だっけ...、もう長い事誰とも
話してこなかったしな)
化け物兎(そんな反応、誰にもされた事
なかったな...。)
↓※ちょいエロ
少女「そして、そこから私が兎さんにキスして
、私兎の顔をした人間が好きなのって
大事なとこ触って」
化け物兎「いい加減にしろ。」
少女「いや、兎ってオスとメスを確認する時
生殖器を押すと縦に割れ目が入った
外陰部が確認できる。って」
少女「兎さんはちゃんとピーーーがあるから
メスだけど」
少女「まぁ、愛に性別の壁なんて存在しない
もんね。因みに兎さんの弱点はGス」
化け物兎「オブラートに包め!!!!!!」
少女「兎さんの股に元気になる光を当てたら
っ、枯れ果ててる兎さんの股間も元気になるんじゃ...?」
ってのを書きたいなーって思ってます。