最初に、筆者はロマンシングサガ、通称ロマサガシリーズのコアなプレイヤーだった過去があります、という前置きをした上で。
基本的には現段階での評価は8割方良好なフルリメイクだと思います。
ただ。
↑のような元プレイヤー目線だと残り2割がいらんことしたなぁ、、という改悪評価ですね。
改悪となった致命的な問題箇所。
その1、セーブ。
オリジナル版のロマサガは3作共通してどこでもセーブ可能です。それこそラスボスの手前ですらw
しかしリベ7では改悪されております。
なんで、セーブポイント式なんてクソ仕様にした_(:3 」∠)_
ロマサガの特色の一つに戦闘回数の累積に比例してモンスターが段階的に強くなっていく性質があるんですが、後述する技を閃くために熟練のロマサガプレイヤーはこのシステムを逆利用します。
技は性質的にプレイヤーサイドの強さとエネミーサイドの強さの比率が自<敵の関係性の時に閃きやすくなります。
しかしながら、、、逐一セーブポイントから狩場まで毎回ちんたら遠足させられたら、この技を覚える周回作業が途端に面倒くさくなります。
おそらく本品発売開始後からこの辺りの不満の声は徐々に上がる事でしょう。
その2、WP&JPの統合廃止によるBP制という改悪
オリジナルでは技を使用するためにWPを消費し、術を使用するためにJPを消費する形式でしたが、リベ7からは二つを統合して技、術どちらも使用時にはBPを消費する、という仕組みに変わりました。
まあ、改変した理由は分からなくはないですが。
おそらくラスボス戦対策でしょうね。
オリジナルではクイックタイムという水属性のとんでも術がありましたが、これは使用した使用者のターン行動を最速化(翌ターン以降必ずターン最初の行動)+使用ターン時の相手モンスターの実質行動不可、というもの。
実のところ、あくまでもオリジナル版においては正攻法によるラスボス討伐は極みプレイをしたユーザーが挑んでようやく勝てるような歴代屈指のクソボスなので、クイックタイム乱発のズル技しないと普通にプレイしてた人はまず勝てなかったほど、なんですよねー。