星がゼロの過去作なんて……という後ろ向きな気持ちもありますが、後ろ向きだと後ろしか見えないので、できるだけ前向きな気持ちで宣伝してみます。
どれも1万2千文字前後の短編です。
『曇り、猫、帰る。』
いなくなった飼い猫を探す男と、彼を手伝うことになった通りすがりの男子高校生の話です。
悲しみもまた人生の一片、という思いで書きました。
『真夜中の旅路』
人でない二人の男が、あてもない旅をするブロマンス風の話です。
悩み続ける男と脳天気男との対比が自分的には気に入っています。
『さびしい穴』
性描写あります。
どこにも着地しない思いを持った主人公が切ない感情を抱えたまま、どこにも着地せずに終わる話です。
簡単な説明でしたが、もし興味を引かれましたら、ちらりとでも覗いてやってください。お暇な時間を少しでも潤すことがもしできたとしたら、幸いです。