先日、久し振りに、高校時代の友人たちで集まって飲みに行きました。
その時、一人の友人が一冊の本を私たちにプレゼントしてくれたのです。
それは、彼女が作ったオリジナル小説の同人誌でした。
しかし、そのクオリティーの高さ!!!
知人の方に表紙絵を描いていただいたそうで、惚れ惚れする出来栄えでした。
彼女は、仕事もしながら執筆を続け、デビューまで果たした努力家。
私とは土俵が違いますが、それでも、彼女の存在は私の励みでした。
また、別の友人に、
「小説ぜんぜん更新してない!!!」
と、叱られまして(笑)(笑)(笑)
でも、言ってくれるということは、それだけ私の小説の続きを楽しみにしてくれているということで・・・。
その日は楽しく飲んで、気持ちよく寝て。
翌日、目が覚めると、執筆意欲がムクムクと湧き上がってきていたのです。
こんな気持ちは久しぶりでした。
友人との飲み会では、30代ならではと申しましょうか、妊娠・子供の話題にもなりました。
結婚式後、子供が欲しい私たちは妊活に入りたかったのですが、持病がある私は、毎日薬を飲んでいました。
子供を作るには、まずこの薬をやめなくてはいけません。
薬をやめる為の治療は、思っていたより簡単ではなく。
薬を服用せずにいると、私は、自立した日常生活を送ることさえ出来ませんでした。
人間らしい生活が送れないまま、子供を産めるはずもない。
私たちは、主治医の先生や家族などと相談し、薬を服用しながら妊活をしようと決めました。
正直、ちょっと怖いです。
まだ迷いもあります。
でも、子供は諦めきれない。
そんな気持ちの中で妊活を続け、「ああ、今月もデキなかったな」となった矢先の飲み会でした。
友人たちは皆、それぞれの人生を誠実に歩み、一生懸命に生き、子供の存在と向き合っていました。
ああ、私も頑張ろう。
友人たちに、そういう気持ちにさせてもらいました。
そして気付きました。
「子供が欲しい」「今月もデキなかった」なんて言っている場合ではない。
人生を充実させてこそ、楽しんでこそ、生きている意味があるのだ。
今、私は幸せだ。
主人がいて。
家族がいて。
友人がいて。
やりたいことをやって生きている。
「執筆が出来ないのは、自分が満たされてしまっている所為だ」
と、心の中で言い訳してた。
編み物は、好きなのだからこれからも続けて、その上で、また執筆も始めよう。
二足の草鞋になっても構わない。
難しいことかもしれないけど、両立させていこう。
「幸せ」を理由に書かないなんて、そんなカッコ悪いことは、もうやめるんだ。
と、決意して数日。
やっと、こうして文字にすることが出来ました(笑)
本当に長い間、文章を書くということをサボっていたので、リハビリも兼ねて、こちらにちょっと書かせていただきました。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
これから、小説の執筆にも励んで参りますので、どうぞ宜しくお願いいたします!
それでは(=゚ω゚)ノ