幼い頃に母から編み物を教わり、毎年秋頃になると、押し入れにしまっていた編み棒を取り出してきては下手なマフラーを編んでいた私。
しかし、2016年の秋は、棒針編みだけでなく、かぎ針編みに手を出してしまったのです。
と、いうのも、挙式の時、リングリレーというものを行いまして。
参列者の方々の前に一本の紐を通しまして、その紐に結婚指輪を通し、皆さまひとりひとりの手をお借りしまして、紐の先で待っているリングガールの元まで運んでいただいたのち、私たちは、指輪の交換をいたしました。
・・・で、そのリングリレーで使った紐も自分たちで用意したので、挙式後、その紐が手元に残るわけです。
「この紐(コットン毛糸)どうしよう」
そう思った時に、私は閃きました。
「あ、そうだ。この紐で《あみぐるみ》編もう」
折角の記念の紐だし、あみぐるみにすれば飾っておける。
(あみぐるみ=毛糸で編んで作るぬいぐるみのことです)
こうしてあみぐるみを作る為に、安易な気持ちでかぎ針編みに手を出してしまった私は、すっかりその魅力にハマってしまいました。
しかも、今は便利な世の中で、某動画サイトへ行くと、編み物が上手な方々が、編み物の編み方を動画で教えて下さるんですよ!!!
高校時代に編み物の教本を手に取ったものの、挫折した私。
でも、動画だと分かり易い!!!
あみぐるみだけに留まらず、マフラーにスヌード、赤ちゃん用の帽子などなど、ひたすら編みに編みまくって、今では友人や知人にプレゼント出来るほどの腕前となりました。
もらって下さった方たちに「上手だね!」「売り物みたい!」と褒めていただいちゃったりしたものだから、自信がついちゃって、どんどんハマって、終いには「販売してみようかな・・・」なんて夢を持つほどに・・・(笑)
しかし、そんな私の目を覚まさせる出来事が、つい最近起こったのです。