どうもシファニーです!
第九章、この作品を書き始めた頃には想定していなかったストーリー部分だったりします。正確に言えば、もう少しコンパクトにまとめる予定だったのですが、伸びに伸びて十章に突入する形となりました。
章や話の数にあまり意味はないかと思いますが、一つわかったのは想定通りに書くことが難しい、ということでした。当初一章ごとに十万文字、全九章で終わらせようとしていたこの作品は現在第十章に突入し、文字数は八十三万文字。九章が終わる時点で後七万文字多く書いている予定だったわけで。
もしかしたら書き始めた頃に書きたいと思っていたことが書けていなかったり、書くつもりの無かったものを書いていたり。そんなこんなで紡いできた八十余万文字、三百話を超える物語。現実ではありえない、想像も出来なかったような物語が書きたくて始めたこの異世界物と同様に、というとあまりに大げさではあるのですが、物語を書くと言うことも予想外の連続です。
不意に湧いたイマジネーションが形となって、キャラクターたちが一喜一憂して。もしかしたら物語は自分の時々の感情のままに書いてもいいのではないかと思うくらい、結構自由に書いてきました。この作品が他のどの作品よりも優れているとは思いませんが、他のどの作品にもない良さがあるとは思えます。
第九章。本当はあったかもしれないこの作品の終わりを想いながら、(きっと)最終章、第十章、スタートです。
これからも応援よろしくお願いします!