これから書くことは、ちょっと年齢がバレそうなことなのですが。
とある処で書かれていたことです。
某マンガ作者がルッキズムであるとか。
うーん、元マンガを読んでいない(こないだ映画は見ましたが)ので何とも言えませんが。
なんとなく、自分もマンガ描きであるから言いますけどね。
下手なのか、もしくはただの趣味ではないかと。(それをルッキズムというのか。いや違うと思うけど)
描いてて楽しい方がいいし。
美男美女描く方が、実は簡単です。リアルなキャラを書くのって、わざわざ練習しなきゃいけないですし。男性作家さんというか、少年マンガ、青年マンガの方は何故かそうでもないようですが。
ルッキズムかぁ…マンガ業界からはあんま聞かないな。キャラが美男美女は(ものによるけど)当たり前だから。
それならね。
車田正美御大の、そうだな、「リングにかけろ」辺り読んでみよう。
私が好きなのは他だけど、ルッキズムというならこれがいいだろう。(きっと読まないと思うけどね)
他にも、知識チートのルーツを探るなら、「王家の紋章」を、1巻だけでいい、読んでみよう。そして、それが描かれた年を調べてみよう。
少女マンガはあまり得意ではなく、途中で止めたけど、1,2巻を読むだけでも原点が見つけられるだろう。
後の「天は赤い河のほとり」はパクリと言われたが、そのまた後の、タイムスリップ物や今の知識チートはパクリと言われないのは何でだろうねw
昔のマンガは、オリジナリティにあふれていた。
その世代が過ぎ去り、マンガ業界でも今はオリジナリティに困っている。だって、何を描いても二番煎じ、三番煎じ、それ以下だと言われてしまうのだから。
小説の世界はいち読者としてしか余り知らないのだけど、web小説界隈は、パクリという言葉はないのだろうか。近年、痛ましい事件が起きたばかりなのに。
悪役令嬢ものが氾濫するのは、それが、成功した悪役令嬢ものの二次創作だからだ、という意見を、どこかで聞いた。
なるほど、二次創作か。私は納得しました。
読んでみて、自分だったらこうする、とは、書く者ならば誰でも(?)思うもの。
それを「パクリ」と言われることを恐れず、発表できることに原因があるのではないだろうか。
出版業界がそれを許しているからなのだろうなと思う。
実際、こうも雨後の筍状態であるにも関わらず、私も幾つか読んでいるからだ。(まんまと…くっ)
しかし。それでいいのか。
オリジナリティを求めるのであれば、昔の名作を読んだらいい。
そして、すでに出尽くしていることを悟るのだ。
そこから、自分の世界を作っていったらいい。
本当の二次創作(コミケ行ったことあります?)を長年マンガでやっていた自分だからこそ言えると思う。
自分の世界を、自分で創れ。
一次創作でやるのであれば。