注意です。これはただの後付けだったり、自己満足だったりするものです。だいたいは後で自分で読み直してにやつくために書いています。
今現行で書いている『チートできない~』はなんとか書こうと思っていますが恐らく深夜になると思います。二部のほうはもう書きました。
では、本題に。
先ず、この作品を書こうとしたきっかけです。読んだ方はわかるかもしれないのですが、この作品は魔法少女ものというよりは、アメコミものっぽい感じのものです。特にDC映画からの影響があると思います。しかしはじめに考えていたのは、もっとこじんまりとした話でした。
はじめに考えていたプロットと今のものを比べてみると、自分でも遠いところにきたなあと思います。そのプロットについて書いていこうと思います。というか長くなるとおもうので、それを書いたら一旦辞めます。
先ず、はじめのプロットではオブシディアンが主人公であるということと、魔法少女をやめたいと言い出すというところは同じなのですが、その先が大きく違いました。今のように登場人物が十人をゆうに超えるということもなく、合計で六人程度、それもうち三人には出番がほとんどないといった話にするつもりでした。
それが変わったのは、ホワイトリリーのせいというのが大きいです。そもそもこの子ははじめ存在しなかったのですから。
はじめのプロットでは、最終的な敵は本編に登場する魔法少女、キュア・パーライトでした。今とはまったく性格が違い、小物くさくはありますがもっと強敵です。そして敵に操られたダイヤモンドがオブシディアンと戦って死に、ルビーは会話もなく死んでいるという有様でした。
とはいえ、残っている部分もあります。パーライトがオブシディアンたちを狙っていたのは、次世代の魔法少女になるため。オブシディアンたちを追い出すという部分はあとで拾いました。
最初に考えていたエンディングはオブシディアンがパーライトを殺し、パーライトの仲間の魔法少女が現れるのですが、オブシディアンが自分を仲間に加えてくれと言いだし、やりたくもない魔法少女の活動を続けるという、なんともブラックな結末でした。
こう見るとオブシディアンというキャラクターも随分変わっていますね。そうです。最初はマジで魔法少女がやりたくないだけのキャラクターでした。
それが変わったのは、ダイヤモンドを殺したくないなと思い始めたこと。彼女のキャラクターをつくっていて、どうにも殺せなくなったというところです。そして決定的なのがプロローグと次の話を書いているさいにホワイトリリーを登場させたことでした。
ホワイトリリーはオブシディアンの魔法少女をやめるという発言に終始納得いっていないというキャラクターです。前のプロットであればこのキャラクターは表層的な部分しか描けないキャラクターですが、この子について書いているうちに、この子の心理描写に文字数を割くことになり、結果として前のプロットでは通らないということになったのでした。
そこで登場したのが、スピネルというキャラクターでした。
彼女はとっても便利な悪役ですしね。