書き始めた頃は、初めて小説を連載するという楽しさと、職場でも書ける環境だったから二日に一話ペースで書けてたのだけれど、物事を変わらぬペースで続けていくことの大変さよ。
環境やメンタル、小説に対してのやる気がずっと続く人なんて一握り中の一握りでそれこそ継続の天才だと思う。
商業的、売れ線路線では全くない作品ではあるけど書き始めた時はそんなこと関係なく楽しかった。誤字脱字や一人称三人称めちゃくちゃだったりしたけど「とにかく上げなきゃ!」って気持ちが強かった。
仕事や学業しながら連載をある程度のペースを保持して続けられる人達は本当に凄いと痛烈に感じる。
主人公の行く末は連載初期から固めていたし、大幅なストーリーのマイルストーンは置いていたはず。限られた一日一日の時間の中で小説を書くというエネルギーの多さと、やっぱり何より仕事中に書けなくなったのは痛い…。
……いや、待てよ……今の職場でも書けないことは無いのか?
めっちゃ不謹慎かつ不真面目な事言うけど、金が発生してる時間に本来表面上やらなきゃいけない業務以外をやるのって一番モチベ上がるんだよね苦笑
いよいよ新しい職場でも書き始めるか、仕事中に笑
しかし話題は変わるのだけど、意図して影響されているものが小説に反映されるのは全く良いと言うかむしろ元ネタをコメントで突っ込まれたりすると嬉しいのだけど……意図しない作品と、しかもそれがメガヒットしてるものと自分の小説が設定被ってたりしてるとめっちゃ萎えますな苦笑
自分の小説だと風の谷のナウシカ漫画版とか、ニーア・オートマタとか。
……いや、書き始めたとき知らんかったし!あらすじだけ確認しても思い切り被っとるやん!……なんてこともあるのだと勉強にはなった。
本当にオリジナルの設定で、自分の持ち味を活かして書かれている作品なんてジャンル問わず本当に僅かなのだろうと思い知った。
創作とは本当に……だが、それでも辞められない。辞めたら自分が無くなってしまうから。
そんな色々と対峙してハイペースで書き続けている作者様たちにあらためて敬意を払う。
……色々落ち着いて小説をじっくり書ける日なんて、現実的にほとんどの人間には来ないんだ。
こんな世の中でもせめて、自分が創った世界の行く末くらいは見届けたいものだ。