• 異世界ファンタジー
  • ラブコメ

自分の小説、読んでますか?

このタイトルを見た時「そりゃ推敲しているし、読んでますよ!」という方が圧倒的多数ではないかと思います。
自分も例外ではなく、出来る限り皆さんにお届けする際に誤字脱字、誤用を避けたいために、結構な回数読んではいます。

では、問い方を変えてみましょう。

「皆さん、自分の小説、“声を出して”読んでいますか?」

こう問いかけをした場合、これをしている方は非常に少ないのではないでしょうか。

実は自分と奥さんはこれをアップ前の推敲は、音読しながらやっていたりします。

人間、目で見てればそんなの分かるじゃないかって思うこと、結構多いんですよ。
なので、目で読んで推敲されている方は多いと思うんですが、実はこれが意外とそうでもなく。
目だけで追うと、ちゃんと全文字読んでいるつもりでも、意外に同音異義語だったり、文字の誤字、脱字、そしてよい区切りを素通りしてしまうことも多いんですね。
(悲しいかな、会社のメールやら資料でもこれはよくあります……)

文章を声に出して読むということは、読む以上これらを無視できないんです。
要は全文字読まないと声に出せない。全文字見て、読むからこそ、色々なミス、改善点を見つけやすい利点があります。

例えば声に出すことで、実は句読点もっと入れて読みやすく区切ったほうがいいとかを、自分が声にしながら感じることができます。
また、単語を間違って使っていないと思ったけれど、声に出したら違和感がある。これは誤用の可能性はないか? といった気付きにも繋がります。

推敲慣れしている方々だと、ここまでするのは杞憂かもしれません。
また、音読はやはり目で読むより時間もかかります。
ですが、もし推敲に自信がない方や、他の方に推敲いただく環境がない方がいれば、音読により新たな気づきがあるかもしれませんよ。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する