宇宙船内にあるカプセルの中でうとうととしていたら新しい惑星に着いた。問題など何一つ無い快適な旅だ。 四十光年離れている地球に色々な物を置いてきたが、かまうものか。最低限のものは持ってきたし、本当に必要なものだったらこちらに来るだろう。 「オツカレサマデス。オキャクサマノ、オニモツガ、キテイノジュウリョウヲ、コエテイタノデ、モチコムバアイ、ツイカリョウキンヲ、オシハライクダサイ」 後ろを振り向くと、持ち込んだ種が開花し、長い時を経てジャングルと化していた。持ち込んだ種のことなどすっかり忘れていたのだ。 持ち込むべきか、この場で捨てるべきか。 すべてを焼きはらい、足に大火傷を負った。
細々と活動。
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