• ラブコメ

『棚橋と亀』について

こんにちは!
まがた しおみです

今回は私が最初に公開した『棚橋と亀』について少しお話したいなと思います

私は百合について描かれた漫画が大好きです
初めて百合漫画として買った作品が缶乃先生の描かれた『あの娘にキスと白百合を』でした
これはオムニバス形式(で合ってるのでしょうか…?)で、各巻のストーリーは表紙の女の子たちが主に活躍します
(ちなみに私が好きなのは陸上部の二人…!四巻が最高でした…!!)

この作品が大好きなんですよ、私
女の子たちの目が少女漫画みたいにキラキラしていてコマの色んな所に花が散りばめられている
初めて読んだ時に、恋する女の子ってこんなに可愛いんだ、こんなに輝いているんだって思いました
一巻を読み終える前に当時出ていた分を全部注文したのは言うまでもありません
それくらいの衝撃でした
そしてネットで検索して知った玄鉄絢先生の『少女セクト』で再び衝撃を受けるのですが……、そこまで話してしまうと流石に脱線ですね

そんなわけで私は缶乃先生のファンなのですが、Xを見ているととある投稿が流れてきました


カクヨム公式自主企画「百合小説」に缶乃先生の参加が決定…!!?


こんなの私も投稿するしかないじゃないですか……!!

けれど問題が一つありまして、応募の締切が7/31だったんです
私がこの件を知ったのがちょうどその一週間前の7/24の月曜日でした
規定文字数が10000字以内、数日でプロットを練って土日に頑張ればなんとかなる…?といった感じでした
実際、制作はスケジュール通りに進みました
簡単なプロットはすぐにできましたし、いつもよりもポップな感じの子たちにしようと決めていたのでキャラ表作りもサクサクで楽しかったです

いや、楽しすぎました……
気付くとさーちゃんやましろちゃんのプロフィールだけじゃなく、二人の出会った時のエピソード、ましろちゃんの口調の秘密、二人の家族構成(従姉妹の友人も含む)なんかも作っていたんです
二人の関係もテーマの一つですから、この中のいくつかは省けません
最初は簡単な序破急で作っていたのが、いつの間にかそれぞれを二つ、三つに分割した三幕構成になっていました

金曜日から徹夜して土曜日のお昼にプロットを完成させました
そこから少しだけ寝て、たまたまお休みだった締切日まで徹夜を決めました
私は頭から書く方です
短編小説は特に冒頭が大事ですからね
お堅くてちょっとさーちゃんにはイジワルな部長、いい!
お嬢様校なのに破天荒でガサツでクールぶってるさーちゃん、いい!
ましろちゃんが二人共大好きなことが伝わればいいな…と祈りながらどんどん書いていきます
そして気づいたんです、序の半分ほどを書いて3500字、単純計算で全体はこれの6倍になるから20000字超え……!!

はい、ダメダメですね……
ということでプロットを見直しまして、予定していたのを半分にして、既に書いていた部分もかなり削り、なんとか書き上げたものからさらに3000字を削ってできたものが現在公開している『棚橋と亀』なのです

書いては削り、書いては削り、を繰り返したので恐らく3日間で25000字は書いていたのではないでしょうか
私は遅筆なのでこれはかなり驚異的なペースでした
あの作品の出来に満足がいっているかというと……
正直なところ、睡眠不足で頭がフラフラしながら書いていたので
自分の書いたものが怖く、読み返せていません
(あっでも今恐る恐る導入部分をちらっと読むと意外と良さげ……)

そういう状態ですが、非公開にすることは考えていません
愛着はありますし、やはりこちらに初めて公開した作品ですから!
しかし一方で、あの子たちをもっと輝かせてあげたかったな、という気持ちもあります
幸い手元には四人分のキャラ表があり、推定20000字分の物語のプロットが残っています
……ということで、リメイクしたいな、と思っています

現在、佐鳥くん達の物語を執筆中です
その息抜きにさーちゃんましろちゃんの話を書いていきたいです

長くなりましたがまとめると、
・さーちゃんましろちゃんのリメイクするよ
・でも佐鳥くんはやめないよ!むしろメインだよ!
・『あのキス』大好き!
ということです

今後とも、よろしくお願いしますね

2023/12/04 この冬はじめてコンビニで買ったホットドリンクを飲みながら

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