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第25回書き出し祭りお疲れ様でした&自作への雑感など

お疲れ様でした。

今回は第三会場の14番目『怪異専門探偵事務所業務日誌 ~消えた兄とその自称妹~』で参戦させていただきました。

↓提出した拙作リンク↓
https://ncode.syosetu.com/n7544kz/15/

この書き出し祭りは参加者募集のタイミングになるといつもその場のノリと勢いで参加表明して、そして締切付近でプライベートとかが忙しくなって慌てて書いて提出……という流れが常態化しております。今回もそうでした。これでは、いけませんね。

書き出し祭りへの参加はこれで3回目です。前回も前々回も私の好きな映画の要素を引っ張ってきて「私ならこいつをどう料理するか」という思考で書きました。上手く書けたり書けなかったり……やはりお話を書くのは楽しいものです。

今回は映画とか抜きにして少し趣向を変えてみました。簡単に言うと、私が以前に書いていた短編を長編向けに再編纂、その書き出しを書いてみました。私が勝手に『松島シリーズ』と呼んでいる短編シリーズです。以前にこむら川でも出したアレです。

今回、松島はお留守番にしました。再登場させたのは語り部である『僕』です。彼に黛という名字を与え、活動の幅を少し増やしてあげました。いまだ謎が多い探偵事務所でバイトをしています。今後はどんな活躍をしてくれるのでしょうか。

そして新キャラとして『所長』を登場させました。彼は高身長関西弁ロン毛昼行灯という胡散臭いことこの上ない自称三十代です。こいつは実は私の頭の中にずっといました。上記の松島シリーズを初めて書いたときから、ずーーっとです。設定資料集的なメモ書きもたくさん書きましたし、短編にも登場させる気満々でした。

なんやかんやで私がお話を書くこと自体に離れてしまい、所長が日の目を見る機会が失われました。年にして約4年半。

そこで今回の書き出し祭りです。
前述の通り、書き出し祭りでは映画のモチーフを再編集する形で私が書きたいお話を書いてきました。が、今回はその書きたい映画ネタも思い浮かばず、そして締切も一週間を切っており、どうしたものか……と腕組み考えていました。

するとね、浮かんだんですよ。所長の姿が。ぼんやりと。「おいおいおい、ワシのこと忘れとるんちゃうか」と。声が聞こえた気がしました。とりあえずお薬は飲みました。

そんなこんなで書き始め、書き上げたのが今作でした。
最初こそ何を書こうか戸惑いましたが、書き始めてからは早かったですね。たしかその日のうちに初稿を書き上げました。その時点で字数が1000字弱ほどオーバーしたので、心を落ち着けるのも兼ねて日を改めてから色々削ったのを覚えています。

本文の内容としては自分でもびっくりするくらいには綺麗に書けたと思いました。今作に限った話ではありませんが、普段何かお話を書くときは「とにかく分かりやすさを重視する」ことを心がけています。できるだけ平易な文章で、若干疲れていてもスッと頭に入るような、そんなお話を書くように気をつけています。

しかし、提出し終わってから自作をじっくり読み直すと、やはりどうしても粗というものはいくらで見つかってしまうものです。今回でいえば『怪異専門探偵事務所』と銘打っているのだから、もう少し怪異感を出したほうがよかったのではないか、とか、後半の依頼者の女性とのやりとりをもっと詰められたんじゃないか、とか、事務所内の描写が薄かったのではないか、とか、兄の描写がほとんどないので感情移入がしづらいのではないか、とか……うーん、挙げるとキリがないですね。こういうダメな部分を削りに削って、更に良いお話にブラッシュアップできるようになれば、もっと高い順位を狙えるのでしょうね。頑張ります。

ところで、今回の書き出し祭りにおいて拙作への感想を書いていただいた方々、ありがとうございます。私が思っていたより遥かに多くの高評価をいただけて嬉しさを通り越して若干の恐怖を覚えています。特に今回 完 全 制 覇 された本庄さんからも所長ラブの叫びと共に票まで入れてくださいました。もうそれだけで天にも登るような気持ちでございます。

いただいた感想の中で主な内容を挙げますと「全体的な文章力が高い」「キャラが立っていて面白い」「所長が好き」などなど、本当に全員に菓子折りでも送りつけようかと思うくらい嬉しかったです。

中でもジンパパさんの「徹頭徹尾「ホットケーキ」に拘ることで、上手く最後の引きを隠した作品だと思います」という感想は嬉しかったですね。人間の動きとは別に縦軸に絡む何かを書きたくて作ったのがホットケーキだったので。そこを拾ってもらえたのはとても嬉しかったです。ありがとうございます。

この、本編に一見関係ないように見える食べ物の要素を入れるやり方は『屍人荘の殺人』からインスパイアされています。

「カレーうどんは本格推理ではありません」

『屍人荘の殺人』の、この書き出しに心底しびれたのです、私。だからこそ今回真似をしてみたかったのです。そうでなくても、食べ物が絡むお話ってなんとなく楽しいですしね。

あと、所長が関西弁なのは江神先輩から来ています。こちらはあちらほど落ち着いてはいませんがね。そしてこれを書いている今気づいたのですが、長髪であることも共通点ですね。深い意味はありません。

そんなこんなで作者である私の想像を遥かに超える人気を見せた拙作でした。結果は……今回の第三会場があまりにも魔窟である事を踏まえても13位/25作は大健闘だと思っています。今後このお話を書き続けるか否か……という点になりますが、ちょっと考えさせてください。ちょっとプライベートが結構アレな感じで手がつけられるか疑問なので。時間はかかっても何かしらの形にはしたいなぁ……いつになるかなぁ……とかそんな感じです。本庄さんからは公募の選択肢も提示してくれているのでそちらも視野にちょっと考えてみます。

以上です。ご清聴ありがとうございました。

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