• 歴史・時代・伝奇
  • 恋愛

マレンゴの戦い、概略

1800年初夏、ミラノ、パヴィアを相次いで攻略したボナパルトは、ストラデッラまで軍を進めます。

この間、南のジェノヴァに立て籠っていたマッセナ軍が降伏(6月4日、ボナパルトがこれを知ったのは8日)、ストラデッラに敵を誘い込もうと南西カステッジョへ送ったランヌが、モンテベッロ(カステッジョの丘の上)で勝利するも、大幅に兵力を減らしてしまいます。(6月9日、ただし、13日まで司令部に情報は入らず)

ボナパルトはさらに西のポゲーラ(青の矢印のつけ根辺り)に司令部を移します。ここはランヌ軍が破ったオーストリアのオット軍が逃げ込んだあたりです。恐らくオーストリア軍の前線基地だったと思われます。

ボナパルトは、オーストリア軍は撤退したと確信しました。

そこで、ドゼ率いるブデ師団を南のジェノヴァへ向けて、ラポワプ将軍の部隊を北のポー河左岸に分遣しました。

ところが、オーストリア軍は、トリノにいました。指揮を執るメラスは、撤退など全然考えてなくて……。


「汝、救える者を救え『逃げろーーーっ!』」9章「マレンゴ」

https://kakuyomu.jp/works/16817330655728167040/episodes/16817330660866776645 ~

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する