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「ナポレオン2世―①ローマ王/パルマ小公子」連載始めました

昨年春に連載した「鷲の子」の、前日譚というか、親の代から主人公の幼児期までを描きます。「①ローマ王……」では、親が親なので、戦争あり、宮廷生活あり、諸国の思惑ありで、展開します。
また、子沢山のハプスブルク家の妊娠・育児の方針、養育係に選ばれたフランス旧貴族の女性による帝王教育など、従来と違った目線で、この時代を表現したいと思います。

こちらの前日譚は、がっちり歴史小説でまいります。

続く②は、①よりフィクションを多くします。史実を踏まえつつ、一気にせりももワールドへ、ひきずりこみます。全体として、欧州を舞台とした大河小説を目指します。

この小説は、ナポレオン二世ライヒシュタット公を主人公にした、(恐らく)日本で初めての小説です。メッテルニヒが言ったように、彼には花があります。
NHK大河ドラマ、及び、宝塚関係者の皆様。
よろしくお願い致します。

4件のコメント

  • いつも楽しみにしております!
    もっともっと歴史好きの人にプッシュしていきたいです。
    で、大変恐縮ながら、気がついた点があります。
    6話・7話の「プロコトル」は「プロトコル」の誤記ではないでしょうか…?
    差し出がましい指摘で、お目汚し、すみません。
    読まれたら、返信不要ですので削除して下さい!

    「鷲の子」、最後まで読めないままだったのがすごく悔いが残りますが、これからの更新、楽しみにしています。
  • プロトコル、のご指摘、ありがとうございます! 本当に助かりました。

    もう、バレてしまったと思うので、バケのカワを脱ぎますが、私は、かつて、怠け者の学生で……あまり歴史が得意ではなく……。それが何の因果か、というより、単に、ライヒシュタット公の肖像画、も、そうですが、違う人に関する評伝の片隅で見た、公が残したまっすぐな言葉に惹かれて、ものに憑かれたように書き始めたのが、「鷲の子」です。

    歴史の好きな人に読んで頂きたい、反面、いろいろまずい気がする……、でも、実際、お読みいただけて、すごくすごく嬉しいです。

    もちろん、この先も、いろいろやらかしていると思います。ここでカムアウト致しましたので、これから先は、ご遠慮無く、というか、こちらからお願いです。どうか、指摘してやって下さい。

    あつかましいお願いですが、何卒、お聞き届け下さい。
    これからもどうか、よろしくお願い致します。
  • こんばんは!

    いえいえ、横から失礼しました。
    おお、『鷲の子』の表紙ページが復活してる(^o^)

    いやあ、それにしても私、この話、とても好きなのです。
    人って、生まれたときから人間形成が始まっているものなのですが、実際は、生まれる前から、周りの人の愛情や思惑によって作られていく、という面を丁寧に描き出しているあたりが。

    ライヒシュタット公について私が関心を持ったのは中野京子さんの『名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 』だったと思います。違ったらすみませんが、とにかく、中野京子さんの本で、とても不安そうな表情のライヒシュタット公の肖像画とともにその人生について説明してある短い話でした。

    まさか、ライヒシュタット公を主人公で長編を書いておられる方が日本にいるとは…!と、私は嬉しくてたまりません。

    『鷲の子』で読んだあの場面とかあの場面とかに再び出会えるのでしょうか、リメイクがなされるのでしょうか、いずれにしても、とても楽しみにしております。

    今後とも、どうぞよろしくお願いします!
  • 中野京子さんの本、私も見ました! ウィーンに来て、わりとすぐの頃の彼ですよね。寂しそうで、おっしゃる通り不安そうで、でも、なんだか強い芯が感じ取れて。

    私は活字から入ったので、肖像画は、wikiで初めて見ました。当時はBLのネタを探していて、あまりのイケメンぶりに、わ! 見ぃつけた! と……。

    一応、BLは書き上げましたが、何か違う。そもそもなぜ、この人はこんなに父親を崇拝しているのか。そりゃ、ナポレオンだけど……辺りからの、今回はスタートです。

    ところで、今、困っているのは、(調べてわかったことですが)ライヒシュタット公は、どうやらひどい音痴(音楽嫌い? すぐ寝るタイプ?)だったらしいのです。「鷲の子」に代わる続編(本編)では、音楽を絡めていくつもりだったのに、どーしてくれるーーー! と、ひどく悩んでいます。

    必ず、ライヒシュタット公を幸せにする形で、物語を展開していくつもりです。それが当初の目的でした。今も変わっていません。

    少し時間はかかるかもしれませんが、もしよろしかったら、どうかおつきあい頂けると嬉しいです。
    いつも本当に、ありがとうございます。
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