昨年春に連載した「鷲の子」の、前日譚というか、親の代から主人公の幼児期までを描きます。「①ローマ王……」では、親が親なので、戦争あり、宮廷生活あり、諸国の思惑ありで、展開します。
また、子沢山のハプスブルク家の妊娠・育児の方針、養育係に選ばれたフランス旧貴族の女性による帝王教育など、従来と違った目線で、この時代を表現したいと思います。
こちらの前日譚は、がっちり歴史小説でまいります。
続く②は、①よりフィクションを多くします。史実を踏まえつつ、一気にせりももワールドへ、ひきずりこみます。全体として、欧州を舞台とした大河小説を目指します。
この小説は、ナポレオン二世ライヒシュタット公を主人公にした、(恐らく)日本で初めての小説です。メッテルニヒが言ったように、彼には花があります。
NHK大河ドラマ、及び、宝塚関係者の皆様。
よろしくお願い致します。