こういうものの書き出しとはどうするものなのだろうか。誰かの文を参考にすればいいところ、そうやって書き始めの参考を探すのを面倒くさがってご覧の有様と相成りました。何となく空欄のまま、使わぬままで近況ノートを腐らせておくのも良くはなかろうということで軽率に、冗漫に文を書いております。
まず懺悔します、カクヨムコンというものを知り、それにに滑り込むようにどう考えても時流に合わない長文をぬるりと公開したことを。誰が読むのだろうという不安と、人様から時間を取り上げるほどの価値があるのかという恐れがいまだ自分の中で未消化で沈殿しております。いっそ誰にも読まれなければ、カクヨムの片隅に埋もれ続ければ何も問題ないのではないかとさえ感じております。
そして、懺悔します、文を書くことを楽しんでおきながらタイトルを決めることに難儀し、とりあえずこれというものが浮かんだ瞬間、天啓!ということにしてそれに縋りつくように決めたことを。自分でもこれでいいのか、これで良かったのかいまだにわかっておりません。口をついた言葉こそ本音、という訳ですから自分の中には何か意味があったのかもしれません。肝心の本人がそれをわかっておりませんが。
最後に、わたくしには何か書くようなことなんてあるのだろうか、と考えながら近況ノートを書いていることをお詫びします。おそらく、多分、きっと、私はニョロニョロと文章を書くことで、それを読んでくれる奇特な方々のお時間を奪うことには秀でているのかもしれません。なんせここまでの文章に碌な中身など無いのですから。あるいは、もしかするとそれさえ叶わずにわたくしの話が嫌に長い愚作というより駄文と同じように誰にも読まれることなく、あえて探さないと見つからない壁の片隅の染みのような文をネットにまた残したのかもしれません。ですがそれでも、こんなところまで文章を読ませたことにはお詫び申し上げません。ここまで読まれた方にしかわたくしの思いが届かないのであればむしろお礼を申し上げたいと、そう思う次第でございます。
最後に、もしかするとこんな近況ノートを書くという意味でも最後になるかもしれませんが、一つだけ申し上げたいこととして、わたくしの愚作、画面で見ると場違いなほどに本当にクソ長いので興味を失った時点で読むのを切り上げるのが賢明だと我ながら推奨します。拙いし。
二月二日、初投稿の高揚が次第に怯えに変わった頃。更なるお目汚しを添えて。