カクヨム近代文学館の作品77篇、全て読みレヴュー致しました。
全作品、今年の3月にアップされたものですね。私がカクヨムを始めたのが同月。だからというわけでもありませんが、思うところがあり、制覇しようと決意しました。
サイトで書いたりははじめてで、右も左もわからず、なにか手がかりが欲しく、ということがひとつありますね。
正直、読むのが苦痛なものあり、ために流し読みあり、レヴューも体を成してないものありですが。良いところを見つけるのが、私にはむつかしい作品があり。かつ、ためにか、運営から幾度か違反行為があると削除され。
だからどうした、という何でもない話ではありますが、私個人にとっては、よかった。
読んでいない作品がいくつもありましたから。中島敦、芥川龍之介という大好きな作家の作品と再会できました。『地獄変』読み直し驚きましたね。あれは画師の非道ではなく、殿様の非道を描いた物語と気づけ。
新美南吉の『ごんぎつね』が決して悲劇、バットエンドでないこともわかりましたし。
太宰治の『ろまん燈籠』、すごくよい。『津軽』は本当好きです。太宰治はあまり・・・・ですが、よい作品と私が思えるものに出会えたのは幸せでした。
『津軽』文庫本でも買おうかと思っているくらいですから。
太宰治は事故でなくなりましたが、詳しくは猪瀬直樹さんの『ピカレスク』をお読みいただくとして、長生きして、前向きな日当たりのよい作品を書いていただきたかったな、と思いますね。
そう、一番の収穫は、『津軽』を知れたことですかね。
カクヨム近代文学館の方々、ありがとうございます。
さて、次はなにを読もうか。