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作中に出てくる実在の事件

本作は作中にいくつか実在の事件を、ストーリーの進行に絡めた内容でアレンジして出しています。


勿論コソボ紛争編のコソボ紛争は、1998年、実際に起きた戦争ですね。
ここはかなり真面目に書きました。


それから、プラハ編になって、海知が海自を懲戒免職になった襲撃事件のきっかけとなったのも、「たちかぜ事件」という、実際に起きた事件をアレンジしています。名前は伏せていますが、作中で書いた内容が、護衛艦たちかぜの中で実際に行われていました。
また、たちかぜ事件後、海知が実父と艦長を襲撃した、というのも、実際に起きた事件をアレンジしています。実際の事件とは時系列も違い(作中では事件後あまり時間を置かずに襲撃ですが、実際の事件では事件後数年経ってから襲撃)、当時の海上幕僚長の直属の部下が一人で襲撃しています。作中の様に、二人で、という事はありません。
また、この襲撃した人物はむやみやたらに優秀だったため、隊内に「政敵」が大変多く、当然の如く聴聞会にかけられましたが、なんと無罪放免という奇跡を勝ち取っています。
襲撃をかけられた側のたちかぜ艦長も、艦長旗を掲げておきながら不在、という不祥事をやらかしたのも事実ですし、襲撃をしかけた人物によって、副長をはじめ、多数の負傷者が出たのもまた事実です。
ただしこの内容は海自で内内に処理されていますので、海自の隊員でも知らない人もいます。

「なら何故、民間人のお前がそんな事を知っているのか?」

と言う疑問については、私がこの襲撃した人物本人と親しいからです。
でなければ、こんな内容を知ることはできませんからね……。


また、21話で書いている台湾の事件は、ページ内の注釈にもありますが、梶原一騎と白冰冰の娘である、白暁燕が誘拐・殺害された事件、「白暁燕命案」を使っています。名前を出していないだけです。この事件の内容については、学生時代に読んだ

「ヤクザという生き方 中国人マフィア来襲」

という本と、台湾のテレビ局が特集を組んだ動画を参考にして書いています。私が観たのは中視の特番だったと思います。
タイトルの「燕よ、高く」も、白冰冰が事件後、娘を悼んで歌った台湾語の歌からとっています。あでも金燕は生還して、結局〇〇と〇〇ます。



本作は人の死に関わる内容を扱う上、暴力的な内容が多くてサーセン(反省する気ゼロ)。
あとエロネタ増やしてサーセン(勿論反省する気ゼロ)。
セリフ回しや内容も下品でサーセン(国母レベルに反省する気ゼロ)。

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