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意外と女性も楽しめそう! マッドマックス怒りのデスロード

疲れからコタツ籠りを決めたので、TSUTAYAへ。前回借りた『フューリー』が割とドキュメンタリー的なストリーラインでぐったりきたので爽快なヒャッハーを求めてみた。
(フューリーは男のジェラシー描写と戦争はクソだなと感じさせるリアリティは素晴らしいが、楽しい映画じゃあないと思った)

怒りのデスロードの話に戻る。

意外にも女性的な感覚が表現されている作品だと感じた。
暴力が支配する世紀末を描くバイオレンスアクションものでまさに男の世界という印象の題材だが、そこから逃亡を目指す女達が示す反応が対比として描かれていて、それは良くも悪くも含めて女性を描いているなぁと感じた。

セリフは少ないながら、危機的状況下での言葉にならない感じの表現がうまいなぁと感じる演技が光る作品でした。

あとは、BBAがカッコいい作品だ!

アクションは見ごたえ充分だが、乱闘メインでややごっちゃりとした印象。

敵方のイモータルジョーは世界情勢を考えると絶対悪とは断じ難い存在かもしれないが、徹頭徹尾クソったれな独裁者として描かれておりそこらへんもいい塩梅だと思った。

ちなみに日本語吹き替え版だと、千葉茂さんの本気のヒャッハーボイスが聞けるので気になる方はぜひ聞いて欲しい。コミカルな千葉さんもいいが、荒々しい千葉さんもやはりいい。
あとはニュークス吹き替えの担当の中村悠一さんも良かった。序盤と終盤で同じセリフを違う声で発しているのだが、その変化を表現してくれていたのは二度見した勢としてはありがとうの一言だ。割と作中でテンション変化の少ない役どころが多い印象の声優さんだが、こういう変化も押さえているんだ凄いなぁと感心しました。
(とはいえ、日本語吹き替えの出来はトータルではイマイチだと感じた)

実はマッドマックスシリーズは見てないのだが、楽しめたというお話です。

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