ふとした瞬間の妄想を覚書する。
ある程度ファンが付いていて、面白いのは前提として、
大体一年スパンでメディアミックスまで含めて高速で展開・販売できるだけの原作のストックがある原作、それを書ける作家が求められているのではないだろうか。
具体的には単行本6冊分くらいだろうか。
娯楽が多様化していてスマホひとつで何でも出来てしまう世の中では消費者もすぐに目移りしてしまうことだろう。
そこで、単行本一巻は発売の辺りからアニメ化に向けて動き出し、隔月くらいで次巻を発売し続けアニメ化決定の辺りでコミカライズし、アニメ放映まで一気に駆け抜ける。そういう展開というか、宣伝等々を『短く太く絞る』売り方を目指してるのではないかなー、と。
まあ、思い付きだし期間等々はテキトーです。アニメってそんなに早く作れるものかも分からない。
それだとweb小説界隈ではときおり呟かれる粗製乱造につながりかねない、作家が育たないウンヌンという話になりそうな気もする。
それはきっとそうなのだろう。そういう事例もあることでしょう。
ただ同時に上記の妄想が事実だと仮定すると、コレだって実行は大変だ。
消費者の興味を一年間それなりの水準でキープすることは大変難しいことだ。
隔月出版も大変だろうし、メディアミックスだって大変に違いない。
作り続けることはなんだって困難なものだ。事実粗製乱造な代物だったとしても。
作家を育てていくことも出版社の仕事というか役割(?)なのかもしれない。
そしてそれはそれとして、とにかく売り物を売れるように展開することをしなければ会社当然回っていかない。
苦しい時だからこそ将来を見据えて踏ん張ることも、
苦しい現状に対してがむしゃらに足掻くことも実に自然なこと。
ニーズ
この言葉に想いを馳せる時。
楽しい企てが浮かびニヤける時も、馬鹿馬鹿しくてツバ吐きたくなる時もある。
たぶんきっと、それも自然なことなんだろうと思う。