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迷子の旅路 誕生秘話。

もう冬ですね~。自分は生まれも、住みも東北なのでこのぐらいの寒さは気にはなりませんが、体調管理はお気をつけて下さい。

そういえば、迷子の旅路について少しだけ誕生秘話について。

元々、私個人としては書ければ良いし、他の方々に迷惑にならない程度で良いからゆっくりと小説や活動をひっそりと続けれられたな~。
そう思ってた訳なんですが……。ある時、それも、丁度一年前ぐらいからでしょうか?

書けなくなったんですよね。スランプと言った言葉ではなく。
本当に、全く書けない。話がまとまらないし、好きな作風で書く事も出来ない本当に辛い時期でした。文字や小説が好きな私にとって、それはとても地獄だった訳です。その間は、様々な方と相談したり、悩みを聞いてもらったり。

でも、迷ってた訳なんですよね。何故書けないのかと。
辛くて、寂しくて、暗くて、まるで泥沼に沈むような感覚で歩き続けてました。

そんなある日、クトゥルフTRPGの卓を囲んでいた時です。初めて作った自分のオリシが卓割れを起こしました。まぁ、あの界隈でならよくある事でしょう。そこまでは良かったんですが、自分にとっては悔しかったんですよね。

初めての作品なんて上手く行かないのは、当然だとしてもやりきれなさと、自分の作品はやっぱり、駄目なのだと。より深く沈んでました。
で、人って凄いんですよ。

一度、深くふかーくまで沈むと後は浮き上がるだけなので、自然と落ち着いてくるんです。落ち込む所まで行った後、知り合いからこう言われました。

「自分の作品を否定した時点で、その作品は駄作になるんだよ。まぁ、私も他の人から言われた事なんだけどね?」

あぁ、成程。って思っちゃいました。今まで、誰かを信じたりした訳でも作品を信じていた訳でも無くて、読ませたいと思った訳でも、誰かに読ませる為に書く訳でも。きっと、そこに至る信念が私には足りてなかったんだな。と。

多分、ここで私は初めて、作品に向き合い始めたんだと思うんです。
今まで、そうではなかったから見放されてたんでしょうね。作品たちに。(笑)

そしたら、次のオリシでは無事大成功しましたし。楽しく出来るようになって、段々自信が付き始めてましたね。

これが迷子の旅路を作るきっかけでした。人は迷います。強く、何か分からない事に沈んだり、駄目だと迷ったり、苦しいと言えなかったり、寂しいと吐き出せなかったり。

そんな迷ってる人達に届けたい。それがこの作品と向き合って出来た作品です。

長文失礼しました。まぁ、こっちを見る人なんて早々居ないでしょうけど、今迷子になってる人にとって、何かのきっかけに成ればなと思います。

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