意味のない終わり方だと、思う人も居ると思います。
中身のない終わり方だと、言う人も居ると思います。
ただ、そこにあったのは自らを消し去る本に宿った意識と
その本の中にある世界の住人達。
ニットも報われないでしょう。
「僕」という存在は、今の今まで物語を壊し続けて、それを直そうとし続けて、気付いたのが自分自身の抹消。
果たして、それだけで終わりなのでしょうか?
僕 とは一体、誰だったのでしょうか?
本当にニットが消えていくのが『最高傑作』だったのでしょうか?
tabooとされている名の通りは、幾らでもあると言えます。ニットも、ジートリーの名もニットが創り出したとすれば、それすら本来描かれてはいけない物と言えるでしょう。
で、あれば、元の物語。つまり、白紙の物語も書かないと、このお話は完結したとは言えませんよね。
という訳で、禁句:knit~白紙の物語~が次の物語の舞台です。
如何だったでしょうか。違和感を覚える点(ただ、書き手の足りない書き方の問題)もあるでしょうが、一般的にジートリー・〇〇とはならず
〇〇・ジートリー(ファーストネームが先)当然、ラスト・ネームが後から来るはずです。
これらの違和感も、「僕」という存在が書き足したのであれば、物語としては歪と言える事でしょう。
と、言う訳でですね。前に行ってた双璧ドッペルゲンガーと同時進行して描きたいと思います。これからも宜しくお願いします。