やはり思うのが人それぞれの書き方と学んできた形が見えるんですよね。
硬派なセオリーのみで丁寧に書き綴った小説もあれば
自分の世界観を大事にして、セオリーは無いにしろ中身のある小説。
セオリーを守ろうと必死になる余りに、丁寧な言葉を選び過ぎて逆に読みにくくなっている小説。
どれも、その人の形であり否定するものではないのは事実です。
私の小説だって、セオリーを守って作るつもりなどは毛頭なく世界観を楽しんで欲しいものとして、書いてます。
そして、言葉遊びとその中に生まれる世界観の紡ぎ方、キャラの動かし方
その一つ一つが、その場の勢いと考えで浮かんだ内容でしかありません。
勿論、リテイクしてセオリーを守った小説にするつもりはありますが、やはりその場の勢いで書いた物には命が宿っているのではないかと思う事が度々あります。
だからこそ、面白い。
web小説とは、本来こういう所にある筈なんですがね…
その人の思いが如何に、その作品に詰めこまれているかどうか。
小説を書く上で最も大事な事です。