• 現代ファンタジー

昨日は発表会でした。

 今回の発表会の練習が、なかなか出来なくて…それも、お金なかったので行ける場所もなくて。
レッスン時には、学校のスタジオをレンタルするので練習しましたけど、とにかく最近ではパチンコに行かないで家に母がずっと居るので家で練習出来ない、お金がないから何処にも~という悪循環の中を某所の土手で人気のない場所で歌って…ということをしていました。

あ、仕事はしていますよ。
だけど、悪循環はあったんです。

そんなこんなで発表会の前日にレッスンの予約を取ることが出来たのはラッキーでしたね。
しかも学校にレッスンの40分前に着いたのですが、ちょうどスタジオも空いていたのでレンタルしちゃいました。
ラッキー❤️

んで、ライヴの当日。
電車の車両点検とかで少々の遅延もあったけど、かなり余裕で出たのでライヴハウスにも、かなり余裕で着きました✨

入り口の階段の隅っこに留まり、スマホの中に入れてある今日歌う曲の音源を再生して小さめの声で練習。
とにかく時間がある限り、練習したいワケよ。
歌っていたら肩をトントンされ振り返ると、吉祥寺校の美魔女L先生。
元々綺麗な方なんだけど最近、実年齢をカミングアウトしてくれて私驚いて意識がブラジルまで飛んだ気分でしたわ。
絶対に誰も信じない、L先生の実年齢。
てか~…歌っているのに肩トントンしないでよ~(泣)
でも…でも心の中で泣きながら挨拶して。
そんで練習を再開して間奏の所で持ってきた白湯を飲んだら器官に入って、ゲホゲホゴホゴホ…苦し~(泣)
苦しさを乗り越えて歌っていると、またしても後ろから肩トントン…
今度は共演していただくN先生…
もう~歌って練習しているの、解らないのかなぁ…
ちょっとブチッとして「も~さっきから~」と言いかけたけど大人げないから切り替えて挨拶して。
そりゃ、プロの歌手じゃないよ。
先生方からしたら社会人が趣味で通う学校の発表会だろうよ。
だけど、私は本気なの。
私だけじゃなくたぶん、出演するみんなが本気だと思う。
本気のあまり余裕無さ過ぎたかもしれないけど。
てか、さっきから何❓
声かけられて歌うのを中断させられるわ、白湯が器官に入って咳止まらなくなって全然歌えていないんですけど今日、何❓
歌うなってこと❓

繰り返して言うけど確かにプロの歌手じゃないよ。
他人から見たら社会人が趣味で通う学校の発表会だろうよ。
だけど年甲斐なくても歌うことが好きで真剣なんだよ。
もう気分下がってきた…ヤバい。
そういえばだけどさ、年2回の全校舎が参加するホールライヴの時だってチームなんちゃらってインストラクターが生徒さんとチーム作って出演したりとかあるけど、インストラクターによっては、100メートル先からでも解るくらいピリピリする人居るんよ。
だから社会人が趣味で通う学校の発表会ったって、ピリピリするインストラクターおるんやから、玉櫛が本番当日にだって少しでも練習したい気持ちあるのは良くない?
空気読めよって言ってる。


器官も治まってきて、2回歌うことが出来た。
時間も、集合時間の2分前。
階段を下りてって出席取って会場の中に…って!
狭っっっ!
実は、今回のライヴハウス、一旦潰れて、再び別の場所に出来たんだけど…狭過ぎ…たぶん座席30席くらいしないんじゃね?
もう5~6人立ち見な感じ。
玉櫛も立ち見に加わった。


発表会が始まって最初はインストラクターライヴ。
次は生徒さんのギター弾き語りだった。
素朴な感じだけど一生懸命に歌う姿が声も可愛くてキュンときて、その方が素敵で戻ってきた時に「お疲れさまでした。素敵でした~」
って声かけたら全力で否定された…
たぶん年は玉櫛と近い感じの女性なんだけど…
誉められたら「ありがとうございます」が言えない世代。
全力で否定することが謙虚で美徳とか思っているんだろうな~
お世辞じゃないのに。

気持ちが上がらない。
しかも狭い中、人が多過ぎて息苦しい。
本当は自分が出演する部の方々の歌を全部聴いて全力で応援しようと思っていた。
でも気持ちが上がらない…

出入り自由のパスを見せて一旦ライヴハウスの外に出て空気を吸った。
ああ、クソッ野外ステージで歌ってみたいぜよ。

朝、肩トントンされて、ハッキリ言って練習の邪魔された階段に立って再び練習する。
3回ほど練習してライヴハウスの中に戻る。

玉櫛の出演順まで5~6人と言ったところか。
共演するインストラクターのN先生が声をかけてきた。
そろそろ出演順だから。

楽屋に入ると美しいドレスを着た美しい方々が準備中だった。
玉櫛はTシャツとジーンズで歌うから特に支度はない。
早く歌いたくてワクワクしている。
緊張感もあるけど、それよりステージに立って歌いたい。
たった1曲の自分の時間。

自分の出演の前の方々が終わってからマイク渡されて、え?もう私?ってなったけど。

ステージに立つとライヴハウスの狭さが本当によく解る…
司会進行役のインストラクターがイベント告知している。
客席には、割と人が座っていてくれた。
コメントを書いて提出しておくと歌う前にインストラクターが読みあげてくれるんだけど、ここ数年、玉櫛はノーコメントなことが時々ある。
今回もそう。
そういう人が居ると学校のイベントの告知が出来ていいでしょ思ってみたり。

イベント告知が終わってから私達の今回のチーム名が読まれて準備がいいかどうか訊かれてN先生が元気に答える。
司会が曲名を読みあげて曲が鳴った。
何回も練習したもんね。怖くないもんね。

今回、歌う曲は玉櫛が大好きで大好きで、でもカラオケにはないから音源が作れなくてバンドを組んで歌いたいと思っていたバンドの曲の一部。
日本で知っている人は少ないバンド。
来日公演なんて望めない。
このバンドのコピーバンドがやりたいとメンバー募集すれば、そのバンドを知らないトンチンカンがやりたいコピーバンドを書いて応募してきたり、知っている人が少ないバンドとはいえ、とにかく見えない何かに邪魔されているかのように感じることが多くて諦めていた。

今回も、ここに行き着く前に学校でギター弾ける先生に演奏をお願いしたら引き受けてから海外に仕事で行くからと放棄されて、どん底に落とされた私にN先生がYouTubeから音源を見つけてくれた。
え?え?私、散々YouTubeで検索したんですけど?
たら、なんでも instrumental で検索したら、そのバンドの運営がデモ音源であげていたのだそう。
玉櫛、検索の仕方が悪かったのね。
N先生に感謝しかないです。

て言うか、学校のインストラクターの方々はインストラクターする傍ら本業があるという方が多くいらっしゃるんです。
だから今回、演奏を断った先生も仕方ないんです。本業の仕事ならば。

だけど、その断り方ですよ。
メールでの、やり取りもしない。
返信してこない。
発表会が近くなってからの丸投げ。
海外に行くなんて昨日今日決まることじゃないし、私が発表会の半年以上前に頼んでいたことを知っている他のインストラクターの方々は自分のことのように怒ってくれて、その無責任インストラクターに注意してくれたのだそう。
確か発表会の頃に行くって言ってたのに発表会にシレッといたし。
しかもギター演奏お任せくださいとか司会の席で言っちゃって…どの口が言ってんだよ?
私、もう不信感しかないし、大本命バンドのギタリストのフレーズなんかアンタに弾かせないから。

ということを乗り越えて、昨日、大本命バンドの曲、歌いきりました❤️
まだまだたくさん歌いたい曲は沢山あるんで。
だけどギターのソイツには、もう絶対に頼まないけど。





2件のコメント

  • おお、人前で歌うのって気持ちいいけど緊張しますね。全力を出されたようで何よりです。お疲れさまでしたー!
    海外バンドさんが推しなのですね。カラオケに入っていないのか……。
    まあ私はカラオケそのものにずいぶん行けてないですが。車を運転しながら本息で歌ってます(^ω^)
  • 山田とり様❤️
    いつも、ありがとうございます( ;∀;)
    はい全力でしたけど歌い足りないです(爆)
    そうですね…日本のその手の音楽界隈の評論家も見向きもしません。海外で、めっちゃ人気あるんですけどね。
    車、運転されるんですね❤️素敵です❤️
    私は免許持っていませんし、たぶん運転には不向きだと思います。
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