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高校生のリアリティ

「私と少年Aの会話ログ」
個人的にはお気に入りの作品です。
会話だけで物語を作る難しさに驚いています。
まず、誰が誰だか分からん。
書いてる側がそうなのだから読んでくださる皆様はさらにわかりにくいのでしょう。
台詞の前に名前をつけるという案も考えたのですが、それじゃあ私の練習にならないよなぁ、と。
台詞の中でいかにそのキャラクターを出すのか、その技術の練習のために始めた連載でもありますので、ご容赦ください。
また、この作品で大切にしている事がもう一点あります。
それはズバリ、リアリティのある高校生です。
作品の設定や、シュチュエーション自体は、リアリティがない物になってしまっているのですが、
会話にはリアリティを持たせたいと思っています。
具体的なところで言うと「ら抜き言葉」です。
日本語的には正しく無いとされる、「ら抜き言葉」ですが、高校生からしたらありふれた日常の中で「ら抜き言葉」なんて意識しませんよね。
だから作中では「ら抜き言葉」がちょくちょく出ています。あ、この「ちょくちょく」、も高校生感ありますね。
三角は高校生に理解があるつもりなのですが、
生憎、感性が他の人とズレている部分があるので、どうなのでしょうか。
そんな点も含めて、頑張って書いています。

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