私はだいぶ小説から離れていたけれど、最近ある事がきっかけで再び書き始めた者です。
そのきっかけというのは、とりあえず何かを世に出したいと思い立ち漫画を書いてみた事でした。
二次元コンテンツ好きが高じて、漫画を描きたい、イラストを描きたい、ゲームを作りたい、フィギュアを作りたい、物語を作りたい、小説を書きたいと思う私の毎日。
やりたい事が多過ぎて逆に何も手がつけられない状態が続いていたという笑。
こんな事ではいけない! そう思い、ようやっと動き出したのは六月でした。
とりあえず、お絵描きアプリをインストールしていたので、まず絵関係から始めようと思った私は、無駄に買いだめしていた美術本を片手に絵の勉強をしてみる事に。
そして、続ける努力が苦手な私は最終的にそれを放棄。
しかし! 絵は描けるようになりたい!
そう思って、今度は絵についてネットで調べ始めました。
買いだめした本は何だったんでしょうか笑。
見つけたサイトには「漫画を描けば絵が上手くなる」という情報がありました。
そのネットの情報を鵜呑みにし、早速描いてみることに。
結果、挫折。
それまで自分なりに練りに練った設定資料や、大まかな流れが書いてある紙を見ながら頑張って描きましたが、結局最初の十コマで筆を折りました。
その十コマも大ラフで、しかも手抜き感満載で終わるという始末。
あまりの才能の無さに、その時は天を仰ぎましたね。
諦めるとは言いませんが、とりあえず絵の事は棚にしまう事にしました。
ここで、無念なのは漫画の時に使った例の手作り資料。
実は半年くらい構想をしていたんです。
……いや、実際はちょいちょい設定を書き込んではいたけど、それを行動に移さなかっただけなんですが笑。
まぁ、そんな理由もあり、いつか二次元コンテンツのお仕事に関わる際に使うにしても(なれる前提)、このまま眠らせるのは悲しい。
そんな思いが芽生えるのは当然でした。
そこで、前に使っていたカクヨムで小説として書けないかな? という考えが浮かびました。
実は、カクヨムで書かなくなってからもサイトだけはつけっぱなしにしていたんですよね。
という事でその資料を見て、なんとなく書き始めました。
まぁ、筆が進む進む笑
思えば、資料も全て文字で書いていました。
作品の良い悪いは別にして、動く指のまま小説を書き続けました。
出来上がったものはその日のうちに公開。
一日温めて、見直しと添削をする方にとっては暴挙と言えますね。
それが、二日か三日経った頃です。
突然、書く手が止まりました。
物語は、序盤も序盤。
最早始まってもいない。
真に書きたいところは、もっと先。
なのに、そこに辿り着く前に頭に何も浮かばなくなりました。
ストーリー展開は分かっているのに、それを文字にできない。
何とももどかしかったです。
そこで、他の小説を書いて気分転換をしようと思いついた私は、ワークスペースの自分の小説一覧を覗きました。
昔の自分(と言っても一、二年ほど前ですが)がタイトルとあらすじだけを書いたものを見ていって、これ面白いかも? と思ったものを見つけました。
私は、それを適当にリメイクして考えつくままに、文字を並べました。
すると、適当に決めたものにしては結構描けるもので、意外と楽しんでいる自分がいる事に気づきます。
そして、いつの間にか気分転換に始めたリメイク作品の話数の方が、元の書いていた作品の話数よりも多くなっていました。
本当に書きたかった小説がエタり気味になるという、まさに本末転倒笑。
だけど、考えなしに始めた事の方が楽しくなっちゃう事って意外と多い気がします。
お風呂が沸く隙間の時間を潰すために見始めたテレビが楽しくなっちゃってやめられなくなったり、暇だからとやり始めた勉強が意外と止められなくなったり。
それに、少しだけ話がずれますが、過去の自分を振り返ってみると、意外と自分なりの掘り出し物が見つかる気がしました。
さっきも、昔に自分で書いたエタ小説を見て「あれ? 意外と面白い?」と思って続きを書き始めたくなっちゃいましたし。
過去を振り返る点で行くと、私が最初に小説を書きたいと思ったのも、中学生の時に買ったラノベが理由だったりします。
そういえば、それを読んで初めて、何かを創りたいという夢の原点の「小説家になりたい」という夢を持ちました。
私が初めて持った具体的な夢です。
そして、過去の自分を見ると今の自分を見つめ直せるなと思い、このノートを書きました。
いつかこれを見て、私はまた自分を見つめ直せると思います。
その頃には大成功して、大物になっているかも笑。
いや、逆にとてつもない苦労をしている気が……。
いやいや、結局大成功しているはず、です。
いやいやいや、しています。
じゃなきゃ泣いちゃう。
まだ! 無名で、まだ! 人気もない私ですが、いつかの大成功を夢見て創作を頑張りたいと思います。
長くなりましたが、ここまで読んで頂きありがとうございました。
この量だと、普通にエッセイとして投稿した方がよかったですかね?笑
近況ノートの使い方があまりよく分からなくて……。
そんなこんなで、ぜひ1²(一之二乗)の作品をよろしくお願いいたします!