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『異世界質屋と呪宝の少女』あとがき(ネタバレあり)

 拙作『異世界質屋と呪宝の少女』ですが、本日の更新でようやく完結することができました。


 この作品を書き始めたきっかけは、「呪いの宝石に閉じ込められていた少女が幸せになる話が書きたいなあ」というぼんやりした妄想でした。

 そこから「異世界に絡めたほうが読んでくれる人増えそうだし相手の男の子は異世界召喚されてきたことにするか」と思いつき、さらに「異世界召喚の目的が何かを召喚するためではなく異世界への移住計画だったとかにしたら意外性あるかな?」「主人公が元の世界に未練が無いなら、逆に元の世界へ絶対に帰りたいと思っているキャラを出したら対比になって面白いかもしれない」などといったアイデアを積み上げていった結果この物語のプロットが出来上がりました。


 書き始める前は連載期間は長くても二、三ヶ月、十万字程度で済むだろうと安易な気持ちで始めたのですが、終わってみれば連載期間約半年、文字数三十万弱。

 これだけ長い話を、しかも最後まで書き切ることができたのは初めての経験でした。

 終わらせてから改めて読み返すと気になる部分がかなりあるのですが(連載を始めた頃はWEB小説向きの文章とか考えてなかったので一話だけ文体が違う、説明が多い・長い・わかりにくい……などなど、挙げていくと切りがない)、その辺については今後の課題にしたいと思います。


 途中で投げ出さずに続けられたのはいいねや評価などで応援して下さった読者の皆さんのお陰です。
 最後までお付き合い下さり本当にありがとうございました。

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