はじめまして。桜空と書いてさくら、と申します。
2020年という、なんだか節目を感じる年。せっかくだから新しいこと始めてみよう。そう考えた私はカクヨムさんで小説を掲載し始めてみました。
とは言っても小説家になろうさんで載せたものを移すだけですが……改めて自分の作品をチェックし直すいい機会にもなりました。
今後も掲載作品を増やせるよう頑張ります。
さて、挨拶はこのくらいにして、本題に移ります。
拙作「寿命提供者」についてです。
小説家になろうさんでも若干反応をいただけてましたが、カクヨムさんではさらに反応をいただけて光栄です。
感想や星?レビュー?をいただいたの見てます。つけてくださった方が見てるか分かりませんが、まとめてこちらでお礼申し上げます。
ありがとうございます。とても励みになりました。
ただ正直、長い時間かけて書いた他作品よりアイディアをそのまま走り書きしたつもりの本作品の方が反響が多いのは複雑ですが、まあ、実力がそんなものだからでしょう。これからも精進します。
走り書き、と記しましたが、まさに「寿命提供者」は一時間程で書き上げたものなのです。
私は数年間鬱病が治ったり再発したりを繰り返しており、現在再発中です。軽度なので、こうして創作活動することによって発散出来ています。ですが、ご存知の通り、鬱病は"死にたい"という気持ちがよく湧き上がります。
「寿命提供者」はそんな"死にたい"時に湧いたアイディアでした。
深夜に泣きじゃくりながら、早く死にたい、死ぬ勇気がほしい、でも生きたい人もいるのに私はなんて贅沢なんだ。
そんな想いが頭を渦巻いていた時に、ふと、骨髄移植のように寿命も提供出来ればいいのに、と考えつきました。
そこからは、死にたい気持ちから目を逸らすために必死に書き込んでいました。涙で画面がよく見えなかったけれども、頭の中が物語でいっぱいになっている感覚が気持ち良かったことを覚えています。今読むと、自分が書いたようには思えないのは不思議なものですが。
まあ、何を言いたいかというと、本作は倫理的には問題がある作品だったかもしれません。でも自分自身この作品に少し救われたので、他の方にも少し救いになるようなものになってくれたらいいな、ということだけ伝えたくなったのです。
ここまでお読みくださりありがとうございました。
未だに機能使いこなせてない気がしますが、今後も精進します。
これからもよろしくお願いします。
……〆方こんな感じでいいのかしら。ではまたお会いできると信じて。