https://kakuyomu.jp/works/822139845051815658
新たに読み切り短編を書きました。五千字弱の小編です。
今回は、ちょっと切ない余韻が残るものを描きたいというところから出発しました。まずまずの内容にはまとめられたかなと思います。
ネタ自体は、大学生のころに田園風景をながめていて着想を得たもの。
当時は小説を書くまでには至らず、脳内ドラマとして長年ずっとあたためてきました。その意味では、構想十数年といえるかも(笑)
前半1/3ほどの描写については、私自身の実体験も部分的に参照しています。残りの2/3は、完全なる妄想ですね。こんな甘酸っぱい記憶がほしかった(笑)
実はこの物語には、もうひとつ下敷きがあります。
それはドヴォルザークの交響曲『新世界より』の第2楽章です。「遠き山に日は落ちて」といったほうが分かりやすいかもしれません。
着想時点から、これは明確に意識していました。
一般には「とお~き~や~まに~♪」の旋律が有名で、もちろんそこも美しいのですが、自分が好きなのは後半。あのどこか慕情をかきたてられるメロディを、ドラマにできないかという思いがありました。
お読みいただいたあと、あらためてこれをお聴きになると、私の妄想を追体験できることうけあいです(笑)
web小説を投稿しはじめて数か月ですが、やはり短い作品のほうがテーマをしぼって書きやすいし、かつ読んでもらわれやすいのではないかと感じるようになりました。
今後は練習も兼ねて、こういった一万字未満の習作もつづけてみようと思います。