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歯医者いてきたよ(27/42)

んなしぬさんは、思いついてるシーン数が42に対して、実際に書き上がってるのは恐らく27くらいだろうという概算です。(あれ、減ってない?)(実は前回のノート時点でカウントしたら25くらいだったぽよ……)

報告は以上。後はなんか持論語りです。なんかとにかくかつてないほどに、長いです。にわか作者が分かってる風にひけらかしてるだけですので、めでぃありてらしいのある皆さん、騙されないように!

書きたいと出来てるの話数に差がありますが、書きたいものを書いた結果、「この展開になるならその前後にこういう展開があるはず」というのが、なかなか書けないせいですね。
こういうシーンが書きたい!については都合よく書いてしまえばいいんですが、必要な展開というのは、その間を埋める役割になりますので、情報が足りなさすぎると何も書けない。頭から書いてないことの弊害がここに。

それを自然に繋げられる人もいるだろうけど、我は繋げるのがド下手ですね。えへへ照れちゃう。

おおよそ、誰もまったく思いついてない展開なんていうのはこの世にもうなくて、どう書いても何かしらに似てしまうと思うんですが、その中でもテンプレートとか王道というのは、ありきたりなようで、やはり、それだけ人気があるということ。

つまり、それだけ自然な流れであり、お手本みたいな側面もあるんじゃないかと思うんですね。

結局、ほとんどのものはいくつかある基礎の上に成り立っていて、そこから何かしら崩していったものになるのではないでしょうか。崩し方が小さければ何かの真似だとか言われるけれど、かと言って、その崩し方が大きければ大きいほど、オリジナリティ溢れる人気作になる、というわけでもなく。

ほら、あれですよ。アンパン派とバイキン派といるじゃないですか。勧善懲悪派と、悪役派。バイキン派だって王道じゃないように見えて、十分、世の中にありふれていて、すごく人気がありますからね。悪役主人公系はもはやひとつのジャンルになっていますし。

ここで、「王道」という言葉の意味について調べてみましょう。ふむふむ……楽な道、という意味が出てきますね。なので、楽なんてしないぜ!というのもありだと思います。でもワイは楽したいし、考え抜いた末に出てきたものも結局は、何かに似てしまうことが多いので、どんどん使っていけばいいんじゃないかと思います。

要は、世の中のどこかしらには、んなしぬの間を補完してくれるようなしっくりくるお手本があって、我々はすでに出来上がっている作品のテンプレートをなぞればいいと。血と汗と涙の結晶を美味しいとこどりすればいいわけですね。ぐへへ。

な・ん・で・す・がっ。

ワイもひねてくれているというか。まあ、んなしぬ読者の皆様には伝わっていることと思いますが、なかなか思想がクレイジーなんですわ。なんですわ〜。読者様方が望んでいるであろう展開になかなか向かわない性悪作者なんですわ〜。

それって、引きがあるとか、続きが気になって読んじゃう、とかならいいんですよ。でも、作者にそこまでの腕がない!

つまり、ただストレスが溜まるだけの作品になってしまっていると。ストレスが溜まるだけって言い方はよくないか。なかなか最後まで読みきれない。まあ、読みきれない原因は他にもあると思うんですがそれは置いといて。

なんというか、読み返していて思うのが、話が乱れやすいと言うか。一貫性がないというか。ワイはプロじゃないので核心の部分は分からないんですが、現時点で考えている理由をいくつか。

・話ごとの繋がりが薄い
・誰が何をする話、と一言でまとめられない(いつぞやのノートでも言った気がする)
・雰囲気作りという点を意識できていない
・敵が見えづらい

今思いついたのはこのくらいですかね。どんどん脱線していってしまうので、一旦、ここまでまとめます。


「書きたいシーンの間をどう補完するか」については、「王道」を積極的に取り入れていくべきであると考えているが、これまでのさくらの作品はまったくもって取り入れていない。



では、取り入れないことによってどんな弊害があるか、という点についてお話していきます。(できてもいないのに語るよ〜)

・話ごとの繋がりが薄い、というのは、ゴールを決めずに書いていた弊害かなと思いますが。まあ、繋がりがない人気作品は五万とありますので、そこはお好みなのかもしれません。ワイは繋がってるやつが書きたい。でも、ハードルが高そうなので、また別の機会があれば調べたり考えたりしておきます。どこからでも読める作品の方が、現代ではとっかかりやすいかもしれないし。


・誰が何する話。手段まで統一されていると、雰囲気作りというところにもつながってくるのかもしれないというのは二回くらい言った気がするので割愛。今書いてるやつは音楽をモチーフテーマ(手段)にしようかなと考えています。ただ、音楽というコンテンツはかなり強いというか。使いどころが難しいというか……。
ゲーム世界に入り込む系(なんて言うんだっけこういうの)で、一人だけ音楽で攻撃する、みたいなの、たまに見ますよね。あれは除くとして。あ、ラップでバトルするやつもちょっと横に置いといてもろて。
吹奏楽のやつとか、バンドのやつとか、指揮者のやつとか、楽器のやつとかは、音楽がメインに来ている。
何が言いたいかいまいち伝えるのが下手なんですが……。
要は、一番盛り上がる部分に音楽が来るのは当然だけど。話自体も、そこに至るまでの人間関係がメイン。みたいなケースが圧倒的に多いかな〜と思うんですが違ったらごめんね。
部活、バンド、サークル、グループ。その人間関係がメインで、どうやったらいい音楽が奏でられるかに向き合う、みたいな。音楽を通して話が進むというか。音楽だらけというか。

異世界もので魔法で解決するような話であれば、人間関係自体は魔法を通さなくてもいいと思うんですよ。いっそ、魔法が出てこない話があったっていい。
殴って解決するような話でも、身内での殴り合いは美味しいところ一発だけ。あとは何も、常に殴り合いで関係を深める必要はないというか。まあ殴り合いでもいいんですけど。

ただ、音楽をモチーフにすると、音楽が出てこない話というのが考えづらいというか。……なんとなく、お分かりいただけますかね?(みんなの想像力に頼るやつ)
 
あと、映像化されるときの予算がやばそう、というのは大いにありますね……。歌まで出すとなると、歌詞をあんまりがっつり決めちゃいかんかな、ウワワとか骨ガチャくらいにしとかないと、みたいな。漫画じゃないと、雰囲気伝えるのも難しいし。

まあ……考えすぎるたちなので!考えすぎかな!もっと気楽に書いていこうぜ!

しょーじき、音楽である必要性を出すのが難しいし、んなしぬの他の章で音楽ってほとんど出てこないんですよね。別に魔法でやりあってればいいんだけども、それだとちょっと不都合があるので。

ただーし、これだけ考えてても、何も考えずにノリで出した作品のほうが面白かったりする現実があるんだな〜〜〜。


・雰囲気づくり。3つ目です。地の文がまずもって、上手ではない。自覚はあるのだ……。それから風景描写が少ない。自覚は、あるのだ……。

ただまあ、ここで言っている雰囲気というのは、プラスかマイナスかみたいな、もっとシンプルなところに重点を置いています。

勧善懲悪ならズバッと解決!みんなにこにこ!みたいな。(急にフィーリングが過ぎる)

悪役主人公なら、やってることは悪いけど、なぜかカッコいいよアアアア推す推す推す推すみたいな。

何かしらモヤッとする系の話なら、うう、切ないよぅ、ジーン。今を重ねると明日に繋がっていくのだ……。まあ、胸糞だけど読んじまうぜ!みたいなのも好き。

とかく、かくかく、こういう雰囲気ですね。流れに近いかもしれません。こうして流れができていると、崩しやすい。

勧善懲悪で、救えなかった……。とか。

悪役主人公で、なんの意味もなく、子どもを助けてしまった……とか。

モヤッとする系の話で、最後にどんでん返しがあって、よかったねー、みんな、よかったねー、ウッ、ウッ……。みたいなのとか。胸糞はスカッとする話にしちゃうと多分、批判来ちゃうと思うので胸糞のままでいてもろて。

つまりは、「ある程度先が読める流れ」。これはかなり重要だと思うんですね。

はい、ここでんなしぬの実態。先が読めない読めない。読めない方が面白い?ちゃうんよ。先が読めなくて面白いのは多分、ホラーとサスペンスとミステリーだけなんよ。こういう、過程を楽しむようなものはそれでもいいけれど。
明るい話が読みたい!暗い話が読みたい!感動モノが読みたい!とある程度、決まっているのに対して、それをはっきりさせないのは、んなしぬの怠慢でございまする。ぁぃ。
なんかさー。一章とかもさー。振り回されるだけっていうかさー。うじうじ。
二章は暗くてジメジメ、常に梅雨って感じで。
三章はめんどっちい男のめんどくせー話だし。
四章は明るい話だけど、アレなんなん?
五章は結局なんも解決してねーんだよなーーー。
まあでも、雰囲気というところでいけば、五章あたりはまだマシでしたかね。ゴールも目的も最初からちゃんと決まってたし。仕組みを活かしきれなかった部分は大いにあると思いますが。くっ、技量が足りねえ……。

現在作成中の〇章(通称、んなぜろ)は、明る暗い話を目指しています。どっちかにしろよー。難しいところ目指し過ぎなんだよー。もっと簡単なの書けよー。
でも、明るい話が読みたいけど、暗い話が書きたいというジレンマを抱えているので、あかるくらーい話になるかと思います。


・最後ですね。敵が見えづらい。これはもうほんとにもう、もうもうもうって感じですね。牛。
そう、さくらは、敵を書くのが大の苦手なんですよ、うん、超苦手……。どうせ書くなら徹底的な悪にしてやりたいと思いつつ、徹底的な悪ってなんだ……?となってしまう。幸せな人生なのかもしれねえ。
超能力者とスパイと殺し屋の漫画みたいに、互いが実は敵同士みたいな構造、ああいうのが好き(書こうとすると難易度は鬼)互いの正義がぶつかり合ってる系、好きなんですよ。みんな好きじゃろ?
でも……難しいんですよね。
ムカつくだけのキャラは書きたくないし。作者の主観が入ってしまうので、どうしても登場人物たちをいい子いい子にしてしまいがちというか。別に作者がいい人間なわけではないんですが、いまいちこう、みんなに好かれる悪いキャラの思考が投影できないというか。

――おーもいだーすー、あの二章〜。

はさておいて。あれも納得はしてないんですよね。もっと悪にできたやろと思ってしまう。(え?)

敵って言っても別に、バイキンである必要はないと思うんですよ。
黒いセバスわんこみたいに、裏社会の悪を全般的に敵と定義してもいいだろうし。
青春ものみたいに、絶対に勝ちたい相手が一番近くにいる、でもいいだろうし。
恋愛ものは昨今、ライバルがいそうでいないやつも人気あるかなと思います。みんな幸せになってほしいもんな〜。とはいえ、あれは敵がいないわけではなくて、くっつく予定の二人の間にある壁、というのが敵なのではないでしょうか。障害のないイチャラブもいいけど、親とか、生い立ちとか、過去のトラウマとか、主人公の鈍さとか。そういう色んな敵がいるわけですよ。

そんなところで、はい、んなしぬ。敵がどこにいるでしょうか。分かるかなー?
まあ、さすがに何が敵、とまでは明言しませんが、目指す未来に向かうにあたっての一番の障害は何か、というわけです。作者が思う敵と、読者が思う敵はおそらく一致しないし、しなくていい。本質が見えない方が楽しめることもあると思いますので。

んなぜろさんは今、敵を考え中です。決まっていないわけではなくて、見つけられていない、という感じですかね。読者の皆様は本質的な敵を考える必要はないかと思いますが、さすがに作者は知っていなければならないので。でも、知らずに書けちゃう人もいるんだろうなあ〜〜〜。まあ、敵さえ見つかれば結構、進んでいくのではないかと思います。いちばん大事なとこ〜〜〜。

さてさて、ここまで読んでいただいた皆様、お疲れさまでした。ここまでの話をまとめますね。

「書きたいシーンの間をどう補完するか」については、「王道」を積極的に取り入れていくべきであると考えているが、これまでのさくらの作品はまったくもって取り入れていない。んなしぬのこういうところを直したい!んなぜろではもっと頑張っていきたい!

というところで、かなり脱線しましたが。タイトルは伏せつつ、いくつか作品を取り上げて紹介してきました。

ただ、ここに取り上げた作品のタイトルが分からなくても、同じような作品あるな〜とか、アレのことだな〜とか、思っていただけたかと思います。

つまりはそれがテンプレ、王道、というやつなんじゃないでしょうか!ほら、みんな好きじゃろ?嫌いでも、作品の例が思いついてしまうということは、それだけ印象に残るということです、やめてー、石投げないでー。


そんなところで、どこかしらにはお手本があると思います。すでに頭の中にあれば引き出しを開けていただき、なければ、色んな作品に触れるのがいいかなと思います。

当然、他の作品なんて一切読まないという選択肢もありますし、やっぱり王道じゃなくて自分なりに書くんだ!というのもありだと思います。どちらかというとワイもこっち寄りの思考なんですが、それでこれまで300万文字くらい書いて、結果に満足できた試しがないので、向いていないんだろうなと舵を切ることにしたわけです。

なので、面白い作品読んで、リスペクトしてオマージュしていこうと思います。パクリじゃないぞ。

ただ、基本的に漫画好きな民なので、小説、を読まないんですよね。そうするといつまで経っても情景描写ができないし、視点を一つに絞るのも苦手だし(漫画は吹き出しで説明できる)、地の文による雰囲気の出し方も掴めないし……ずーん。

ま、まあ、今回の趣旨は、王道を活かして話の繋ぎを考えよう、ということですので、ずーんは、ぽいっ。

とにかく、自然な流れで紡いでいけるように頑張ります。ここまで読んでいただいて、本当にありがとうございました。またあいねー。

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