上杉彗仙の夫。彼方にとっては義理の兄。金髪の髪を後ろで長く結び、緑色の目を持つ。髪質はサラサラ。
イギリス出身だが少し細かく言うとオークニー諸島で生まれ、ロンドンで育った。母親はどうやら魔術師の可能性が高く、本人も僅かに魔術の心得があるようだ。
幼い頃に父親に連れられてロンドンに移住し、上流階級の子息として育てられた。その時に髪と目の色が変わっている(銀髪碧眼→金髪緑眼)。とあるパーティーで彗仙と出会い、一目惚れし、日本へ渡った。
しっかり者の印象だが本来は末っ子属性を持つ、後天的な兄属性。なので年上に甘えがちな傾向があるが、日本に来て上杉家に婿入りしてからは、"大分"鳴りを潜めている。彗仙と一緒ならどんな苦難も幸せに変えていけると思っている。が、暗殺組織に入っていた経験がある為、彼も犯罪者には変わりないので平気で人を殺す事もある。しかし、『吉良』一族のように何処かが狂っている訳ではなく、己の起源そのものを体現しているのだ。
ただ、彼方の恋路を心配するなどの人間らしい一面が多く見える。…そもそも誰よりも"人間らしい"のが、彼の狂気なのだが。
起源は《悪因悪果》。彼の周囲には常に悪人が集まり、集まった者を殺し尽くして次の運命に進む、という道筋。彼の最期の運命まで永遠に終わらない災害。
自分が死ぬまで続く地獄を、終わらせる為に海を渡った、気高き殺人鬼《ノーブルマーダー》。
誕生日は2月25日。
好きな物は苺、紅茶、洋服(主にスーツ)
嫌いな物は暑さ、グイグイ来る奴、ファストフード(特にハンバーガーはダメだが、フライドポテトはSサイズなら許す)
得意な武器は一般的な片手直剣だが、後に刀に切り替わる。
余談だが、レオンハルトを構成する要素は完全に作者の性癖である。スーツに剣は某運命の騎士王を連想させるが、イメージはまったく逆。特に戦闘時など、美形の紳士から滲み出る「悪意」を読者に上手く表現出来たら最高。
あとコイツ、隊服着てる場面なんて今の話と戦闘時以外皆無なぐらいスーツまたは洋服が好き。というか軍服が苦手(しかし場合によっては許す)。
ちなみに彼方に対しては結構甘い。愛情(殺意)を向けられている事に関しても「やっぱり彗仙の弟だなぁ」程度で受け止めている。
本当に狂気。