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【近況雑談】さきのーと 1ページ目

 こんにちは、先崎です。近況ノートは創作や読書について書けるらしいと読んだので、読書近況でも書いてみようと思い、この間Twitter(現X)でつぶやいた今年一年読んだ個人的に面白かった本の簡単な感想と紹介をしていきます。
 もしよろしければ、コメントなどで皆さんが最近読んだ面白い本も教えてくれると嬉しいです。

・レーエンデ国物語(多崎礼)
 神秘的、幻想的ですごくおもしろかったです。レーエンデにやって来た主人公のユリアとレーエンデに住むトリスタン、ユリアの父のヘクトルの運命が美しい文体で書かれています。私もこんな風に描写をしたい!と強く感じたお気に入りの作品です。

・十角館の殺人(綾辻行人)
 すごいトリックらしいと聞いていましたが、トリックには本当に驚かされました。事件が起きている孤島視点とその孤島でかつて起きた事件を推理する本土視点。実写化不可能と呼ばれていたのに実写化されると聞いて読み始めたんですよね。もっと早く読んでいればと後悔。今は館シリーズを順繰りに読んでいるところです。ミステリーも書けるようになりたいです!

・アーサー王ここに眠る(フィリップ・リーヴ)
 物語というものがいかに人を惹きつけるのか、伝説はいかにして語られるのか。主人公でありみなしごだった少女グウィナの視点から見つめるアーサー王。私はアーサー王伝説などのヨーロッパの伝説が好きなので、このお話を手に取ったのですが、普段読む騎士道物語とは全く違って新鮮で面白かったです。騎士や吟遊詩人を主人公とした作品もいずれ書きたいと思っています。

・死のエデュケーション Lesson1 闇の魔法学校(ナオミ・ノヴィク)
 主人公のエルは凄まじいまでの大規模破壊の魔法に長ける少女で、閉鎖的な全寮制魔法学校スコロマンスの三年生になるのに友人と呼べる人も誰もいない。そんな中、英雄的な強さを持つ同学年の少年オリオンに不本意に助けられたところから物語は始まります。教師がいない危険だらけの魔法学校が舞台です。魔法学校モノはハリーポッターをはじめとして好きなジャンルの一つなのですが、この作品は主人公がかなりひねくれ者で地の文でもかなり口が悪いです。それでも、無事に生きて卒業するために考えを巡らせていきます。ダーク感強めの魔法学校モノが好きな方にはおススメです。


 今回はこの辺で終わりにしておきます。最近は風邪も流行っているようなので、皆さんお気を付けください。次回は、自作品についてお話ができたらと考えています(あくまで予定)。
 それでは、さようなら。お読みいただきありがとうございました。

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