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ハートのチョコはいくつ?

自粛期間を言い訳に食っちゃ寝三昧です。


榊です、おはこんばんにちは。


さて、4月が一瞬で過ぎてしまい、5月も本当に自分は生きていたのか?と疑いたくなるわけですが、考えてみたら4月は一度も小説を更新していないという。ごめんなさい。

みえるの最新話更新しました。

今回はチョコレートアイスクリームが登場しました。
アイスクリームって冷凍庫から出してすぐは、アイスの表面がカッチンコッチンで、手が痛くなるほどスプーンに力入れて食べてしまいます。いや、待たれへんのか自分……と自分に対して残念に思ってしまいます。


自分にとってチョコレートアイスクリームは大事な食べ物です。大好物なのもありますが。


特にゴ◯ィバのチョコレートアイスは特別です。
今でもチョコレートもチョコレートアイスも、ここじゃないと!と思ってしまうくらいのこだわりがあります。


理由は簡単で、自分が小さい頃、亡くなった父方の祖父に、初めておねだりして買ってもらったアイスクリームが、ゴ◯ィバのチョコレートアイスだったのです。



祖父とは、お盆の時にしか会う機会がなかったのです。


その日もお盆でした。


祖父と一緒にデパートで買い物をしてから、祖父の家に向かうという予定で動いていました。


デパートの一階の食品売り場で、親と祖父母の買い物の待ち時間中に、たまたま自分がゴ◯ィバのガラスケースの前を通った時、ハート型のチョコレートが埋まったチョコレートアイスクリームのサンプルを見つけてしまい、ガラスケースに触れないギリギリの距離まで顔を近づけて、凝視していました。

「なにこれ絶対美味しいやん」と笑

背後から家族に名前で呼ばれて、ハッとなり、その場から離れましたが、祖父の元に駆け寄ると「食べたいものあるんやろ?なんでも選んでええよ」と優しく微笑んでくれて、遠慮を知らない子供だったので、元気よく「あれ!!!食べたい!!」とガラスケースを指差しながら主張し、祖父をガラスケース前まで連れて行き、ハート型のチョコレートが入ってて二回楽しめてお得だ!などと買ってもらうためのプレゼンを熱心に祖父に実施し、祖父は笑顔で二種類のチョコレートアイスクリーム購入してくれました。(しかも一個のサイズが2、3人分で食べるやつ、値段いくらだったんだろう、怖い……罪深い自分……しかも親戚にも二種類同じの祖父は買ってました……申し訳ない……)


店員さんから受け取り、買ってもらったということから自分が持つっ!!と言い、慎重に両手でアイスクリームの入った紙袋を持って、車内に持ち込み、膝の上に置いて、車が動き出した途端、我慢できず両親に「溶けては意味がない」などと言い出し、両親の了承を得て、アイスクリームの蓋を開け、兄弟で交互にアイスクリームを食べました。祖父の家に向かう道中の景色をアイスクリームが溶けるのを待つのに眺めたりもしました。

アイスクリームを食べた記憶は鮮明で、カチコチに冷えた表面にプラスチックのスプーンを、それはもう強引に力強く押し込んでは少量しかすくえず、いつハート型のチョコレートを発掘できるのか、ドキドキしながら食べ続けていたのを覚えています。

家に到着し、別の車に乗っていた祖父に近づいて、美味しかったと伝えたら、「そうか美味しかったか」と優しく微笑んでくれました。


その時の笑顔は、アイスクリームを食べる時にいつも思い出します。

祖父との一番強い思い出がこれだったので、もっと会いに行けてたらよかったなと後悔しています。


アイスクリームを食べるのをやめられない理由の一つですね。


みなさんは食べ物に特別な思い出ありますか?


僕は他にもあります笑


食べながら、当時を思い出して懐かしくなる時間っていいですよね。


さて、「みえる」の話ですが、信くんはどうなってしまうんでしょうか!!走ってるのに急に止まるのって難しいですよね。

次回更新をお楽しみに!

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