金魚屋を書こうと思ったのは
金魚がたくさん入ったアクアリウムを見に行って、それが吃驚するくらい綺麗だったので題材にしました。
何故死にまつわる話にしたかというと
巨大水槽のアクアリウムを見ながら
「例えば展示一日目で一匹死んだらどうするんだろう」と思ったのがきっかけ。
潜るのか?いや、浮いてくるからすくえるのか?諦めるのか?
そもそも金魚ってどういう状況になると死ぬんだろうか。
展示中にめっちゃ死んだらどうするんだろうか。
即補充するんだろうか。だが珍しい金魚は補充できないだろうし。
そんな事を考えてしまったので死に関わる話にしました。
何考えながらアクアリウム見てるんだって話です。
それはさておき金魚屋の女ですが。
最初は清楚で上品で気品がありつつも闇を抱えた妖しい女性にしようと思ってたんですけどどこへやら。
あくまでも導き手であり、こんな自己主張激しいキャラクターのつもりはなかったんですが、いうても夏生がそこまでガンガン来るキャラクターでもないのでバランス見たらこうなってしまった。
この女にも金魚屋という組織にも別のストーリーがあります。
今回は金魚屋自体の謎については掘り下げていませんが、それもそのうち書けたらいいなと思っています。
でも夏生以外の客の話も書きたいなと思っています。
そんな時が来たらまたよろしくお願いいたします。