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【 金魚屋の徒然なる日常】 宮村夏生について

こんにちは。蒼衣ユイです。
今回は主人公の夏生について考えてみます。

まず最初に、どういう「お兄ちゃん」にしようか迷いました。
私は実際に兄がいますが、彼は中学・高校・大学をアメリカに留学していたので一緒に育った記憶が薄い人です。
それもあり、どんな話をすればいいのか、どういう触れ合いをしたら良いかもよく分からかったりします。

じゃあ逆に、妹にべったりで溺愛する兄はどんな人なんだろう。
そんなイメージから作り始めました。

なので、夏生はこの作品で現実を生きる人ですが、私にしたらなんとも現実味のない人だったりします。


名前は一転二転しました。
決まっていたのは「生」という文字を入れる事。
死んだ妹、生きている兄。その対比です。
私の考えとは別に、宮村夫妻が「夏生」と名付けた理由もありますが、それは最後の方で夏生が語っているので読んでいただければ嬉しいです。


次回は金魚屋について

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