こんばんは。本日十八時、拙著『かつて白ブタと呼ばれていたクラスメイトが何年か見ない間に白雪姫とか呼ばれて雑誌のグラビアを飾っていた』無事完結致しました。
皆が少し損をする代わりに、少しでもそれ以上の良い事を返せるようにとの二人の芸能界での活動は一旦ここで終わりです。お付き合い頂いて本当にありがとうございました!
本作、本当に毎話感想を頂きまして大変励みになりました。返信を考えるのが苦手なので、ほとんど行いませんでしたが、毎日楽しみにしていました。
五月と白田に対してのバッドエンド主人公としての須藤さん。お互いに影響を与えながら前に進み、互いに過去を越えることが出来ました。
『魔法の鏡』こと、加賀美さん。カメラ越しに人の気持ちが読みとれる彼は、自分の事だけは分かりません。須藤さんと新堂さんの再会の後、『鏡は自分を映せない』と言う小タイトルも考えていたのですが、少し逸れるので見送りました。
映画、残月は八月公開予定です。キービジュアルは佐久間と美乃梨の後ろ姿。それが五月と白田である事は撮影メンバーだけの秘密です。
書きたかったことは多分概ね書けました。本当に満足しています。
白雪姫、シンデレラなどのおとぎ話がしばしば登場する本作。連載当初から最後の一文は決めていました。
最後までお付き合いいただけて、本当に感謝です。
また次回作もお読みいただけたら幸いです。