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創作にあたり、心がけていることについて

「君と夫婦になるまであと三年」久しぶりに更新しました。https://kakuyomu.jp/works/1177354055294363737

鈴木海菜の兄であり、海と麗音の息子の湊と、その婚約者の話です。
HL(男女の恋愛)物となりますが、ヒロインの鈴歌がバイセクシャルだったり、湊の会社の同僚がゲイだったりと、セクマイについてもちょこちょこ触れながら描いてます。
Twitterでも呟いたのですが、HLであっても現実を舞台に描いているので、マイノリティなセクシャリティを持つキャラクターや、何かしら障害を持つキャラクターが当たり前に存在する方がリアルだと思うんです。まぁ、今のところ、私が描くキャラは健常者ばかりなんですけども……。
そんなわけで、私はHLを描く時だろうが、ヘテロセクシャル以外のキャラクターも積極的に出していこうと思ってます。
ちなみに、セクシャリティはキャラクターの個性の一つですので、何故このキャラはこのセクシャリティなのかとか、そこに意味づけはしていません。ただの個性でしかないと思っているので。
また、やたらとキャラクターに自身のセクシャリティをカミングアウトさせているのは、存在をアピールしたいからです。こういう人が居るんだよと。
中にはセクシャリティを公言しないキャラもいますが、それもまたリアルだと思います。自分のセクシャリティとか気にしたことない、どうでも良いという人もいるでしょうから。むしろ、そういう人の方が圧倒的に多いと思います。
また、セクシャリティというのは流動的なものですので、作中でセクシャリティが変わるキャラもいるかもしれません。
GLやBLが好きな方は分かると思いますが「ノンケ(異性愛者)だったキャラが同性に恋をする」というパターン、よくありますよね。あれがセクシャリティが変わるという良い例だと思います。
あれの逆で、同性愛者のキャラが異性に対して恋をするパターンもまたリアルだと思ってます。
ただこれは、描き方を気をつけないとクィアベイティングや矯正ポルノだと捉えられかねないので難しいところですが。しかし、実際に同性愛者を否定するためにこういう書き方する作品も存在しているのも事実なので「ごちゃごちゃうるせぇ!書きたいもの書かせろ!」とは言いません。誰かを傷つける物語を作りたくはないですから。
レズビアンの女性が男性と恋に落ちる「君だけが例外」「君だけが特別」では、その辺に細心の注意を払いながら描いたつもりです。あらすじを見ると「また矯正ポルノかよ」とため息を吐きたくなる方もいらっしゃると思いますが、決して「普通になれて良かったね」という物語ではないことをご理解いただけると幸いです。
長くなりましたが、これからもどうぞよろしくお願いします。

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