冬来たりなば春遠からじ
って言葉があります
高校時代の英語の時間に
初めて見たはずです。
でも、ホントかよ
ってずっと思ってました。
だって
冬って長くて、寒いよと。
特に新川は幼い頃から
剣道をやっています
冬の道場のあの冷たさは地獄。
袴の中で一生懸命に
フラミンゴになってました。
さもないと足の指が凍る!
しかも
バカなコトに寒中稽古なんて
ヘンなモノが存在するんですよ。
もー どれだけ逃げたかったことか……
そんなワケで
冬の冷たさ、寒さって
本当に辛いのを覚えてるんです。
「冬来たりなば」は
元の意味をサラッと捨てて
冬の辛さを前提としたタイトルです。
おっと、今話のポイントの話です。
「静香の痛み」に見えてしまうかもしれませんが
実はメインは祐太の痛みなんです。
それは紗奈さんとお父さんの
温かな愛情関係がもたらすもの。
尊敬から愛情へ
大きな年の差
これがそのまま
つい最近の「痛み」につながって
「父親が身近な存在に戻ってくるほど」
「黒山村の人々の温かさを感じるほど」
「紗奈の愛情が真っ直ぐに見えるほど」
静香と巨匠の絆の強さを
思い知って(誤解なんですが)しまう
というシカケです。
それと
この話で「音楽」という言葉を
新川は意図的に2箇所だけにしました
(確か! 間違ってたらごめんなさい)
音と歌 そして音楽
たぶん、誰にも気付いてもらえない
ムチャクチャ細かいこだわりがあるんですよ~
ってことを叫んでみたいです。
それにしても
今回の応援メッセージも
なんか含蓄が深い方が多数。
すごいですねぇ。