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ちょっとしたことですが

「小さなウソ」

小説の世界では
必ず、それが大変なことにつながるという
いわばフラグみたいなモノ。

戦争に行く前は
絶対に、恋人の写真を
友達に見せたり
まして「結婚の予定」を
話してはいけないのと同じですよね。

なお、毎朝
その日の公開分を
校正してからお届けしていますが
悩みに悩んで
最後の一行をつけました。

ちょっとブンガクしてみました 笑笑

ところで
今回の最後に、静香は母親にすがりつきました。
祐太が坂下先生にすがりついた時は
「号泣」しましたが
今回の静香は、すがりついただけなのです。

この違いは、二人の性格の差と言うよりも
のしかかっているものの違い
と言う点であることと

祐太が堪え続けていたのに対して
静香が泣き明かした後だった
と言うような点が
影響しているのだと思われます。

実は、最初
「号泣した」と書いていたんですよ。
でも、どうしても、違和感がありました。

書き上がった時の読み直しでも
ひたすら気になっていたら
静香が「そこでは泣かないよ」と
囁いてくれた結果、訂正しました。

登場人物が、自分の行動を
作者に要求してくることって
たまにあります。

ちなみに、この作品だと
巨匠がバットで殴られ続けている時に
ふと考えた「パッション」発言。

アレが最初でした。

さす巨 笑笑





4件のコメント

  • でも一人の時に泣くことができた静香と、一人の時でも泣けなかった祐太と対象的ですよね。

    精神状態がおかしい事に母親が気づいてくれた静香と、父親に気づいてもらえなかった祐太(坂下先生と珠ちゃんが気づいたけど)。
  • お父さんが来た時は
    まだ、二人は普通でしたからね。
    アレで気付くのはさすがに無理だと思います
  • 泣くに泣けなかったのじゃないかな? 自分の夢、祐太が応援してくれてる大きな夢を叶えようとすればする程、最愛の人を裏切り、騙し続けなければならなくなる現実。
    祐太の優しさが結果として静香を苦しめ、泣いてすがりつきたいけど泣いちゃうとそれが祐太を苦しめると思ったんじゃないかな。
    タマちゃんとの事を知り、自分から身を引くのが最善と夜通し泣いて決心した。ここで泣いたら留学に旅立つまで騙し続けられないと考えたと思う。
  • ちょっと、ノーコメで。
    すみません。
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