• 異世界ファンタジー
  • 恋愛

主役

ただ、君」が佳境に入りました。
こういう時に目先を変えたくなる
天邪鬼な新川です。

ちょっとだけ物語論をお聞きください。

「悪は強くなければいけない」
「主役はヘンタイでなければいけない」

これは
ハリウッド流のシナリオ術で
教えることなんだそうです。
(出典不明)

ハッキリ言えば
強い敵に立ち向かうのは大変なんです
普通なら逃げますw

いや、それが当然。

それを なんらかの理由 で立ち向かうから
ハリウッド映画のスタイルができるわけです。

で、この理由が単純な方が良い。
見ている人に
わかりやすいものであるほど
納得されるんですが
単純な分だけ、
「なんて、この人 だけ が
 こだわるんだろ?」
ってところがヘンタイたるゆえんになります。

たとえば
完全に管理された社会で
「人の自由」だなんてコトに目覚めちゃって
あえて、そこから脱出して
そこを壊そうともがく主人公。

たとえば
感覚全てがバーチャルだけど
ちゃんと生活できて
愛する人がいて
子どもまでなせるなら
ホントにダメ?

ってことを考えるのが普通の人。

バーチャルで支配されてる?
じゃ、支配を破らなくちゃ。
そのためなら命をかけるぞ!

って思えるヘンタイだけが主役になれる。
(言い過ぎでしょうか?)

マトリックスなんて
完璧にそうですよね?


我々の現実を見てみると

たとえば
今、この瞬間も
誰かが銃で撃たれ
ドローンの落とす爆弾で命を失い
今日の食べ物も水もない

なんて状況がこの世界の「リアル」です。

それだったら
全部バーチャルだけど
完璧に整っていて
世界中の人に幸せな生活が
コンピュータによって保証されている社会
ってのは、ダメなんですかね?

と思ってしまう新川です。

やっぱり私は主役にはなれませんね。

1件のコメント

  • コンピュータ相手でも人間相手でも、どうせ騙されるなら完璧に徹底的に、死ぬまで責任持って騙して欲しいところです。
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する