当然、静香の葛藤は深いわけですよね。
そばで見守る美紀さんも辛いところ。
今までの経過でご理解いただいたように
美紀さんとしては
「娘の決定を受け入れる」
と言う方向なので
静香の「傷口」は押さえてくれるとしても
積極的な介入はしません。
娘を一人の人間、一人の女として
支持しようとするでしょう。
それこそが美紀なりの娘へのリスペクト。
だから、本当の意味で
静香が「相談」できる相手は
レイさんしかいない
というのが今の状況です。
レイさんは
静香の思いを受け入れつつも
「当然、受け入れた方が良い」
と思っているでしょうし
「祐太と、そのまま付き合っていれば良い」
と言う考えだと思います
しかし、それを
「そうだよね」と
簡単に受け入れられるものでもありません。
結局、人間って
「後悔先に立たず」
という言葉とは裏腹に
「後悔後を絶たず」
と言う生き物なんですよね。
なお、一昨日までは
美紀との「会話」で進行する形で
書かれていたのですが
冒頭で退場していただき
朝まで自問自答する形に改めました。
その方が、静香の想いが
ピュアに描けると思ったからです。