陽菜は光の存在です。
家族からも末っ子として愛されてます。
「性」に対しても
本人自身に一種の憧れがありながら
未知に対する年齢なりの怖さがあり
それを、とてもオープンなカタチで
家族が見守っている感じです。
父親だけは、ちょっとハラハラしつつ
初デートを妻と一緒に見守る愛情を持っています。
母親も兄姉も、妹の恋愛を温かく見守ります。
そして
妄想中の言葉でお気付きの方はいらっしゃると思いますが
陽菜はお姉ちゃんの影響で「薄い本」も読んでます。
ほんわかした空気に包まれた陽菜と
対照的に
天音は「偽りの長女」であり
冷たい空気に包まれています
既に経験済みの「性」はタブーな存在。
けれどもマイナスを打ち消すためのマイナスとして
娘の妊娠すらも計算に入れる母親は
決して娘の孤独を救うことはありません。
ここで大事なのは
両家とも「娘への愛情」はそれなりに存在する
ということです。
そのカタチが両極端に出ているというわけです。
さて、明日は「sweet coffee」で
本日の続きのシーンからです。
光が輝くほど
影は強く表れます。