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十九歳の立春/ 松尾芭蕉真伝

◇ 十九歳の立春/ 松尾芭蕉真伝 坂崎文明
https://kakuyomu.jp/works/16818023212418424024

 この作品は締切過ぎてる一話目のお題「スタート」
で書いた短編になります。

 色々と調べていたら、この年に推定震度6の大地震が近江、
若狭で起きていて、京都なども含む地方で多数の城が破損し
築城名人の藤堂高虎が城の修復に奔走していたと推定して
みました。
 なので、高虎に仕えていた芭蕉(当時は宗房)の君主で
俳諧の兄弟子の藤堂良忠も修復工事に駆り出されていたん
ではないかと推理しました。
 数年間はやっていたと思われます。

 即興で書き始めた短編が、調べ物で思わぬ方向に転がっ
て、歴史の事実(あくまで推定)が見え始めてきて、後に
東北諸藩に隠密として調査に赴く松尾芭蕉に築城の見識が
あったという仮説の裏付けが出来ました。
 神田川の工事などもやっているし、その辺りの知識が後の
隠密働きに活かせる流れになってますね(笑)

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