繰り返す毎日、特に不満があるわけでも無いけど記憶の扉から漏れ聞こえる囁き誘い。
幾つもの戦乱、そして先の大戦と今の日本の安寧な社会に辿り着くまでに数多の命の光が消えた。
多くの光の犠牲の上にあるこの安寧を当たり前のように生き、その上に胡座をかいて愚にも付かない不満、偽善、悪意を増長させ生を終える。
撒き散らす偽善の偽笑いの下の餓鬼根性に気付く心眼も薄まり、命の尊きを本当に自分は理解しているのだろうか。
扉の先に答えはあるのだろうか。
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