まえがきでは投稿報告だけでしたが、あとがきとして軽く裏話をします。
お嬢様口調もおしまいですw
本作は僕が8年くらい前に書いて新人賞に応募した作品のリメイクみたいなものです。
もちろんお話は「こえけん」の応募規約に収まる範囲に抑えつつ、ASMRになるように動かしましたが、大まかにはだいたい同じだったりします。
セリフを今の技術と知識でバージョンアップしただけで、キャラの設定、性格、行動原理すべて変えていません。
タイトルも「究極の飲み物」なのでだいたい同じです。
こちらのタイトル某新人賞で二次選考を突破するという、僕の小説においては最大の評価をもらった作品のひとつでした。(もうひとつ同じ二次選考到達作品あり。別所公開済み)
しばらくはこれが僕の最高傑作でした。(逆言うと「究極の飲み物」を自分の認識で超える作品を長い間書けなかったとも言えます)
なのでどうにかしてリメイク、リファインして新人賞に応募し直したい、とも考えてました。ですが欠点をクリアできないという問題点からあーだーこーだとなって、あげくラノベ新人賞への応募のモチベ自体がなくなり(ラノベ以外は書こうとした)、結局できなかったのです。
そうしているうちに第4回G’sこえけんのテーマが『「音・声」と「物語」から創る最高のヒロイン!』というのを見ました。
なので「ライトノベルにおける最高のヒロインとはどんな子だろう」という思考からスタートして考えられた「ミズノマイヤ」というキャラは今回のテーマに通用すると考えて抜擢しました。
今見直しても「おもしれー女」だと思います。
おまけ情報として、マイヤがロリータを正装としていたように、父はアロハシャツ、母は着物、妹がスーツにブカブカ白衣、個々に飲み物に向き合う正装があったりします。トンチキ家族ですね。
これほど語ることができるほど設定があり、僕の中では自信のあった作品、キャラクターでした。
「僕の中では」なので、読者さんの評価やコンテストの結果は別ですけどね。
そして軽い裏話とは……。
というわけで、こえけん応募作をよろしくお願いいたします。