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ちょいと実験

先日受けた校閲結果を踏まえて、18話も思いきって呻きだけの台詞をカットしてみました。
これをやってみることで、確かに文学性は上がったけれど臨場感が薄れたように感じてしまいまして……。
もちろん、削ったものも私は嫌いじゃないです。文学として見れば確かに、意味のない呻きなんぞ不要な台詞ですし、こちらのほうが文章の格は間違いなく上がります。ですが、文章って美しすぎてもサラサラ流れちゃって印象に残らないという致命的な側面があるから、ちょっと一部だけでも呻きを戻そうか迷っているんですよね。

そこで、過去にこの18話を読んでくださった方もそうでない方も、もしご興味とお時間がありましたら、現行の呻きなし版を読んでみてご感想をいただけませんでしょうか?
もちろん、強制はしません。あくまでも、気が向いたらで構いませんので……。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054906774565/episodes/1177354054908987984

5件のコメント

  • どうも、つるです。
    18話、もう一回拝読してみました。
    結論から言うと、この方が私は好きです。
    (良いです、とは言えません、そこは鬼無里さま次第ですので)
    実は初回読んだとき、呻きだけの表現が多いかもー、と思っていました。
    それまでの情景描写の美しさを削ってしまってるようにも感じました。
    個人的意見ですが、いまの描写の方が拷問の残酷さや臨場感が
    想像しなければいけない分、心にキリキリ来て、迫るんですよね。
    どうでしょう。ご参考になれば!
    (でもああいうシーンのさじ加減ってホント悩みますよね!)
  • つるよしのさま

    早速ありがとうございます!
    そうですね。想像力がある方には、こちらのほうがきますよね。

    紙媒体の小説も読んでいらっしゃるユーザーさまには正直これで全然問題ないと思うのですよ。ただWeb小説と考えたときに、ユーザーさまがどういうものを求めているのかが私にはイマイチわからなくて。
    そもそもこの作品自体が今の流行りには乗っていないので、そこまで気にすることもないんじゃね? という気もなくもないのですが、ちょいと気になったもので質問してみました。
    ご回答、ありがとうございます!
  • 月島奏さま
    ありがとうございます。拝読しました。
    あんなに丁寧に……ありがとうございます!

    いただいた案も含めて検討し、いろいろと試行錯誤していきたいと思います。

  • 何度か拝読させて頂きました。

    ……やーーが多いため、リズムが悪くなっているように感じます。そこに呻きがプラスされて読みづらさが生まれてしまっているのだと、あくまでも個人的な感想です。文学を優先するなら現状維持。ただ臨場感を求めるなら……。

    そこで、呻きではなく会話として、更に会話は短めに小刻みに出す。これなら、呻きあった部分も執筆者が伝えたい言葉にすれば、リズムの悪さが逆に主人公の精神崩壊と共鳴して、臨場感を損なわずに描けるかとの個人的な見解です。

    差し出がましいかとは思いますが、一部を抜粋させて頂き下に記載しました。地文と会話文のバランスは、まだ考察の余地があると思いますが、何かの一助になれば幸いです。

            ○

    身体中が熱い。狂いそうなほどに激しい苦痛。やがて快楽が勝っていく。何も考えられない。だんだん頭の中が真っ白になっていく。

    「快、らく…呑まれ……げん界」

    何もかも壊したい衝動。破壊的な欲求が湧き上がる。理性が利かない自分がいた。

    「抑…き……ない」


    長文になり、申し訳ありません。お見苦しい内容かと思います。一読されたら削除して頂いて構いません。また、強要では無いので「試行錯誤の糧」程度で聞き流して下さい。
  • 50%くらいかさま
    ありがとうございます!
    お、これは面白い。このほうが、確かに余裕のなさが出てきますね。
    検討材料にします。助かります!
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