ネットを日常的に見ることが多くなり、視覚と指先の感覚で情報を得ていると気づいた。
子どもの頃は紙の教材とお道具箱で授業を受け、運動のためにラケットを握ったりしたが、今では意識的に学ぼうとしないと、本を手にしない環境になっている。
手軽に購入できる電子書籍もいいが、紙の本を手に取ると、作家さん以外にも多くの人の手がかかっていて、作家さんたちの温かみに触れている。
温かみといえば、森で暮らす動物たちの人形(名前を出していいのか分からないが、発売から35年が経ったおもちゃだ)の魅力に、すっかりはまっている。赤ちゃん人形だけで7体お迎えしてしまった。触り心地がよく、付属ののりものに乗せると、まるで本当に楽しそうに見えてくるから不思議だ。ぬい撮りはしないが、ハマる人の気持ちが分かる。いくつになっても、昔から馴染みのあるものはかわいい。