評価が遅れてしまってすみません!
出幌せほら様の君のつむじと玉姫様とを拝読しました。
まずは全体として、このように評価させてもらいました。
評価
引き込みの強さ:8
設定の説明に過不足がないか:5
登場人物に好感が持てるか:7
物語の展開や設定に納得感があるか:6
物語の主軸がブレていないか:8
感想
また懐かしい曲のオンパレードですね。
というより、行きは六道骸のキャラソンだったのに、何があったら脳内で玉姫様が流れるんでしょうか?
インパクトはありますが、かなり人を選ぶ上に曲を知らないと楽しめないというのが致命的ですね。
歌詞の内容が直接関係しているわけでもないように感じました。
それでは評価理由もお伝えしたいと思います。
引き込みの強さ
序盤の文章は丁寧で引き込まれるのですが、すぐにコメディ要素に振り切ったのが痛いですね。
しかしそれを踏まえても評価は8です。
設定の説明に過不足がないか
説明自体はかなり不足していて、前提知識が必要すぎます。
特に玉姫様はともかく、六道骸関連はかなり人を選ぶでしょう。
ちなみに骸は十年後の方が好きです。
ということで、評価は5です。
登場人物に好感が持てるか
これは共感や好感ではなく、親近感という珍しい評価基準が必要ですね。
その点においては、一人語りでもキャラがイキイキとしていいのですが、親近感がありすぎるというのもフィクションとしては考えものですね。
評価は7です。
物語の展開や設定に納得感があるか
どういう曲選? という点に尽きます。
いや曲が悪いということではなく、正確には作品内においてこの曲である必要性が分からないまま終わったこと、つまりはストーリー構成に対する疑問ですね。
そこがいまいち分からなかったため、評価は6とさせていただきます。
物語の主軸がブレていないか
歌詞の話だけでここまで物語を書けるというのは、私にとっても大きな発見です。
そういう意味では、物語の主軸はタイトル通りずっとつむじと玉姫様の話しかしていません。
評価は8です。
以上で君のつむじと玉姫様との評価を終了します。
この評価がお役に立てば幸いです。
今回はまことにご参加ありがとうございました。